そういえば観たことなかったかも、観ていたとしても二十代の頃だろうからと思い、観た。
押井守の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」に影響を受けたとのことだが、世界の真の姿は「真・女神転生II」のアルカディアそのものじゃないか。
マトリックスは 1999 年の映画で真・女神転生IIは 1994 年のゲームなので5年も早い。しかしメガテンがオリジナルなアイデアということはないだろうから、なにか有名な元ネタがある気はする。
映像は意外に古さしょぼさを感じさせず、さすがだった。CRT ディスプレイや携帯電話など小道具の古さは否めなかったが、違和感はなかった。ややグロいシーンはポール・バーホーベン作品を連想した。「スターシップ・トゥルーパーズ」も観ていないので、映画熱が高まっているうちに観ておきたい。