TOEIC 対策に適していると定評があるアプリ abceed も試してみた。三日間くらいだけお試しで有料版の機能が使える。というか無料では使えない。
mikan と比べていろいろ盛りだくさんで、やれることが多い分なにからやればいいかで迷うところもある(mikan も有料版だと同じ問題がある)。なのでホーム画面のナビゲーションを工夫してて「おすすめ問題」をとりあえずやればいいようになってる、のだろうけどそれでも情報量が多くて迷うなあと感じる。これが情報設計とかユーザー体験設計?とかの意味かと謎の納得があった。
目玉であろう TOEIC 模試とスコア予測は、さすがに取り組みやすく、本番さながらだった。解説も読みやすい(mikan にも同じような機能があったけど、あちらの解説はいかにも試験対策というトーンが強すぎて好みではなかった。「品詞の消去法で解答できる問題なので問題文を全て読む必要はないです」とか、テストで良い点を取ることが目的ならそれもアリなんだろうけどおれが求めてるのはそういうのではないので)。
映画(洋画)を日英字幕付きで視聴できる機能は、おもしろいけど実用的とは言い難かった。まず映画、長すぎ。そして難しすぎ。速いし、いちいちわからない単語調べてとかやってたら永遠に終わらない。ものすごく久しぶりに「ソーシャルネットワーク」の冒頭を観れたのは良かった。そして、めちゃくちゃ早口で何語?というレベルで聞き取れなかった。作品数も少ないし、これなら普通プライムビデオとかで英語字幕で観るので十分そう。
ニュース記事を読める機能もあって、Japan Times の記事を読みながら単語を登録したり、日本語訳を読んだり、読み上げさせて音声を聞いたり、フラッシュリーディング(単語が次々にパッパッと表示されていく)を速度を細かく調整しながらできたりする。これは使いこなせばいい練習になるかも?とは思ったが、まあ、あえてこのアプリで読まなくてもいいかな。いまどき翻訳も読み上げもスマホ内蔵機能でできるし(読み上げの質は劣るが)。
年間プランが割引で 2 万円弱。やはりちょっと高いなあと感じる。TOEIC スコアをどうしても一定期間で一定以上あげないといけないとか、事情があれば十分ペイする、のかもしれないが、趣味で英語を勉強する身としては、すでにオンライン英会話に払ってるのに加えてこの値段はうーん、という感じ。割高にはなるけど TOEIC L&R を受ける直前に一ヶ月間だけ課金して模試を受けるのが賢い使い方かな、と思う。