@kyanny's blog

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Gメン

実際に観たのは 8/26 土曜日、封切りの翌日。

去年の暮れから奥さんが King & Prince のファンになり、CD やら Blu-ray やら雑誌やら色々集め出した。特に岸優太の熱烈なファンで、初の主演映画だというので前売り券を 20 枚くらい買うほどだった(自分で観るために)。「初動の興行収入が重要なのよ」といって初日から三日間で 9 回も観ていた(朝から晩まで連続で 3 回も 4 回も観るのだ、同じ映画を)。俺も一度くらいは付き合いで観ようということで観た。

少年チャンピオンの漫画が原作らしく、話の内容はいかにもという「健全な不良ちっく漫画」だった。奥さんは下ネタが多いと気にしていたが、小学生レベルの下ネタで、いや今どき小学生でもこんなの笑わないのでは、と思うくらい。

不良漫画の映画というと「クローズ」シリーズがあるが、あれに比べると血生臭さのカケラもない感じだった。アクション(喧嘩)シーンはなかなか頑張っていたと思う。動きも大きくダイナミックで、迫力あった。血生臭くない分、スカッと観れる感じはあった。

吉岡里帆が気性の荒い女教師役を怪演していた。あと、不良グループの一員がいかにもキモオタ然としたプロレスオタで、これはオタク像のファンタジーだなあと思った。何オタであれオタ気質の人間は不良とつるんだりしないと思う(いじめられる側だから)。

まあ 2 回は観ないな…という感想だったわけだが、前売り券を使い果たしてもさらに毎日のようにシェアサイクルを駆って駅前の映画館に通い合計で 30 回くらい観た奥さんはすごいと思った。