@kyanny's blog

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レバレッジ・シンキング

時間の使い方とか、仕事に取り組む時に考えるべきこととか。いろいろ。受け取り方によっては「言われなくてもわかってるよ」と思えるようなこともちらほらと。でもむしろ「ああ、あるある」と感じることのほうが多い。そして「なるほど!そういう風に考えたことはなかった」とかが多い。レバレッジ・リーディングに書いてあったやり方に従って、ペンで線を引いてページを折ったら線引きまくり降りまくりで、これ本当に重要なところの抜粋になってんのか?とちょっと不安になった(見極められてないんじゃね?という)。折りすぎて本が明らかに分厚くなってしまった。

レバレッジ・リーディングによると、読んで線引いただけではダメで、そこを抜粋したレバレッジ・メモをつくり、メモを常に持ち歩いて重要箇所を何度も読めという(そしてそのメモに対してまた思いついたことをコメントしてさらにメモの内容をアップデート、というフィードバックを繰り返せという)。ひげぽんさんの日記に「最初は本の著者の言うとおりにやってみる、いきなり我流にしない」と書いてあったので、それにならってメモを作り始めた。

当然手書きなんてやってられないし手帳なんて持ってないので、パソコンでメモをとることになるわけだが、本を見開きにしつつタイピングするのはすごく面倒くさくてストレスがたまると思ったので(特に小さいビジネス書なんて広げた状態を維持するのが難しそう)、どうしようかアマゾンあたりで本を開いておく重り(名前忘れた)でも買おうか、と思っていたらふと「デジカメで線引いた部分を撮って取り込んで拡大写真を見ながら打てば楽じゃね?」と思ってやってみた。

これが結構いける。ふつうに iPhoto に取り込んで、縦長の本に縦に引いた線はページを横向きにしたほうが広角レンズのデジカメだと撮りやすいので取り込んだあとで cmd+R とかで回転してそろえて、あとはひたすらがーっとタイプしていく。

ここで一つ気づいたのが、自分の今までの文章入力方法が、ある程度のまとまった文章を清書するのにはとてつもなく非効率的だったということ。単文節変換というか、「ある程度 の まとまった 文章 を 清書 するのに」という感じでスペースが入るところで実際にスペースバーを押して変換していたので、なんか妙にスペースバーを押す回数が増えてリズムが悪い。自分でこうやって日記を書いているときは気づかないのは、たぶん頭の中で考えながらタイピングしているから、次になんていう単語ブロックをかこうかと考えるタイミングで切れていて違和感がなかったのだろう。すでに書いてある文章を書き写すときには、スペースバーで変換する回数が多いと明らかに無駄を感じる。

で、せっかく ATOK を買ったのだからお得意の連文節変換に任せようではないかと思って一段落くらい全部タイピングし終わるまで一度もスペースバーを押さずに、全部打ち終わってから変換するようにしたら、とても精度が良くてほとんど直す必要がない。に三度やってみて、変になるのは自分のタイプミスでしかほぼない、ということがわかったので、返還後に見直すのすらやめてしまった。←しかしこうしてみると、やっぱ学習がまだまだらしいのか微妙に誤変換もある。

肝心のメモは、なんか80枚くらい写真があり、つまりそれだけたくさん線を引いてページを折ったのだけど、全然入力し終わらなくてまだ半分以上残っている。明日また続きをやらなくては。でも、「普通に本を置いてみながら売った方が絶対早いと思う」と言われたけど、これいい方法じゃないかなと思うんだけどどうだろうか。画像のサイズが多少ディスクを食うけど、重要箇所の抜粋メモだけじゃなく周辺も画像で残るので本当に読み終わった本は即捨てていいと思うし。

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

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