他に客はおらず店員さんとマンツーマンになってしまい、郊外の紳士服店(コナカとかアオキとか)の店員さんのように「御用の際は何なりとお申し付けください」といった感じで後ろに立ってくれたのだが、店内が広くないこともありプレッシャーがすごかった。沈黙に耐えられず「これはいくらですか」のようなつまらない質問をして空気を変えようと試みたがいずれも即答されてしまい、話が続くわけでもなく、かえって気まずかった。次は質問リストを用意して訪問するのがよい。
NFC はなんとなく興味はあるものの、PASMO の乗車履歴なんて読んでも面白くないし、やっぱり書き込んでみたいと思っていたので、手頃な価格でおもちゃが買えてよかった。いい使い道はとくに思い浮かばなかったが、とりあえずオフィスに置いたやつは Pomodoro タイマーのアプリを起動するようにし、自宅のやつは Bluetooth のオンオフと Bluetooth スピーカーへの自動接続をさせた。Bluetooth 接続は手間だったので少し便利になった。
当面一番知りたかった「タグにはどのくらいの量のデータを書き込めるのか?」が知れてよかった。150バイト以下だった。超小容量。
余談だが、運転免許証のデータも専用アプリで読んでみたら、統一氏名という項目に「ナカナカ ケンスケ」という変な名前が入っていてなんだこりゃと思ったが、昔の制度の名残みたいなものらしい。レガシーシステム(ソフトウェアに限らず)の亡霊を見た気がした。