最近奥さんがダイエットのためにフィットネスバイクをやり始めたらハマったようで(近所の市民健康センターみたいなところで一回 50 円で一時間使える、らしい)、効率よくトレーニング、もといダイエットするうえで心拍数を把握して適切な範囲に保つのが大事らしく、エアロバイクのハンドル部分に心拍数系がついてるもののずっと握ってないといけないのはちょっと面倒なのでリストバンド型のフィットネストラッカーで計測できると助かる、のでおれが使ってる Garmin vivosmart 4 を使いたいと言われ、一年くらい新しいスマートウォッチ・フィットネストラッカーを買おうと思っていたのを後押しされて、Garmin Venu Sq 2 Music を買った。
住友生命の Vitality の特典で年間二個まで割引価格で買える。ので税込 45,800 円のところを 30% オフの税込 32,060 円で買えた。色は黒にした。白っぽいのもおしゃれで好みだったけど、奥さんが着けるならともかくおれが着けるなら黒一択だね、と相談した奥さんも即答だった。
一度は Apple Watch を使ってみたいとは思うものの、充電頻度の高さを考えると面倒くさすぎて許容できそうにないのでやめた。他にも、Apple Watch にすると Vitality のリワードプログラムが変わってしまうことや、Garmin Connect のログが Apple のヘルスケアアプリには移行しきれないこと、Body Battery はなんだかんだで面白く見てるので失うのは惜しかったこと、そして iOS 16 で追加された Appleの フィットネスアプリがダメすぎて Apple Watch への期待値が大幅に下がったなど、色々理由はあった。
まだ二日目で、機能も把握しきれてないけど、良いところは
- 画面が大きい
- 液晶をタッチして色々操作設定するのはチマチマと面倒ではあるが画面サイズが幸いしてそこまで操作性は悪くない
- GPS 内蔵なのでランニングするときスマホを持たなくていい
- 音楽再生。音楽データを転送してこれ単体で(Bluetooth イヤホンとペアリングしたうえで)再生できるのでランニングするときスマホを持たなくていい
- 睡眠トラッカーはデータの詳細度が増しているようだ。新しい機種ほどハード・ソフトともに進化しているということの表れだろう
- 画面の常時表示が選べる
- バッテリーの持ちが良い
良くないところは
- ウォッチフェイスが全体的にダサい。これはおそらく Apple Watch とは歴然とした差があるのだろう
- Garmin Connect IQ アプリ内のストアからウォッチフェイスやアプリをインストールできるが、検索性や操作性は必ずしもよくない
- 本体のソフトウェア更新のやり方がわかりづらい(Garmin Express というパソコン向けソフトまでインストールしてだいぶ苦労した。ソフトウェア更新しないと Spotify アプリをインストールできないのだ)
- やはりウォッチフェイスがダサい
- スマートウォッチ本体が Wi-Fi にも接続するのだが、音楽データのダウンロードにはそれなりに時間がかかる。ポッドキャストはエピソード単位で転送する仕様なので面倒くさい
- Garmin Pay というモバイル決済機能付きで Suica も追加できるのだがチャージには Google Pay が必要。iPhone ユーザーはどうしたら?ウェブブラウザ経由でチャージできるんだろうか(まだ試してない)
スマートウォッチといえど、腕時計がこんなに高機能である必要あるのか?と思わなくもない。が、その高機能をありがたがって使ってるのだから文句を言えた立場ではない。腕時計はラグジュアリー・アクセサリーでもあるというのを踏まえると、多機能高機能であればあるほど野暮ったくなるような気がする。