RubyKaigi で(改めて)刺激を受けて、今度こそ mruby を触ってみようと思い、 mruby-cli で YAML を読み書きするプログラムを作ろうとしたら、 mruby-yaml を利用するとコンパイルできなかった。
mruby 本体と mruby-yaml の組み合わせではコンパイルできるので mruby-cli (と mruby-yaml)に問題がありそうだとわかり、いくつかのパターンを試してイシューで報告した。
すると hone/mruby-cli という、問題を修正した fork があると教えてもらい、そちらを参照したところコンパイルできた。 mgem-list から参照されている mruby-yaml はどうも活発にメンテナンスされてなさそうなので、ダメもとで mgem-list にプルリクエストを送ったところあっさり取り込まれた。
こうして、 mruby-cli で作ったプロジェクトの build_config.rb で mgem: 'mruby-yaml'
と書いても無事にコンパイルが通るようになった。
というのが、はじめて mruby を触ってから二週間ほどで、はじめて mruby 関連のプロジェクトにコントリビュートしたオープンソース活動の顛末。
誰かがどこかで「mruby は未開の荒野(?)なので、パッチ送り放題ですよ」などと言っていたのを思い出す。ホントにそうかも。