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ハーバード・ビジネス・レビュー リーダーシップ論文ベスト10 リーダーシップの教科書

ハーバード・ビジネス・レビュー リーダーシップ論文ベスト10 リーダーシップの教科書

ハーバード・ビジネス・レビュー リーダーシップ論文ベスト10 リーダーシップの教科書

  • 作者: ハーバード・ビジネス・レビュー編集部,DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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結局こちらも買ってしまった。立ち読みした「レベル5リーダーシップ」という論文の一節が非常に印象に残ったので。

対照的に、レベル4のリーダーは、持続的な成功に向けて自社の体制を整えるのに失敗することが多い。「結局、自分の偉大さを証明するには、自分が離れたらその会社は駄目になった、というのが最善ではないか……」と考えるのだ。

自分もこういうことを考えたことがある。というか、かなり頻繁に考えてしまう。「立つ鳥跡を濁さず」とか、「トラブルの火消しをして自分が目立っているようではいけない、トラブルに発展しないように先手を打つのが自分の仕事だ」とか、自分に言い聞かせているものの、人知れず(ってわけでもないが、まぁ公にではなく水面下で)問題に対処してトラブルの芽を摘んだ結果、「あの人は普段いったい何をやっているんだろう?」と思われてしまう、存在感が薄くなっていく、そういうときおれはどうしても「うまくマネジメントしている自分」を肯定することができない。「好きでやってるわけじゃないのに、誰のためにやっていると思っているんだ」とおれの怒りが有頂天になったとき悪魔のような考えが首をもたげてくるのだ。

比較対象とした企業の四分の三以上で、後継者が失敗するような要因を残したり、力不足の後継者を選んだり、あるいはその双方の失敗を犯している例が見られた。

でもやっぱりそれは邪悪な考えであることは確定的に明らかなのだから、「さすがにナイトは格が違った」なんて言われることを期待してはいけない。