知人から「暇つぶしには Google ニュースのアプリもあるよ」と教えてもらい、試しにそちらを使い始めた。
以前試したときは、出てくる記事が Discover と似ていて重複も多く(同じ Google アカウントなので当然だが)、あえて別アプリを使う必要性を感じなかった。しかし今回はむしろ好都合といえる。
ついでに iOS の「スクリーンタイム」と組み合わせることにした。アプリ毎、カテゴリ毎に一日の使用時間制限を設けられるのだ。 Google アプリが使用時間制限にひっかかっていざというとき検索できないと困りそうだが、 Google ニュースアプリなら問題ないだろう、という算段。
数日使ってみた感じだと、不思議と Discover よりも「延々見てしまう」感覚が薄い。あくまでニュースアプリなので一般的なニュース記事も表示されており、全体的な情報量も多いので、嗜好性にマッチした記事の割合が少なく感じられ、興味をそそられないのかもしれない。単にアプリの利用機会がまだ少ないため、嗜好性の学習が不十分なのかもしれない。 Digital Wellbeing としては良いことだけど、やや物足りないところはある。
もう少し自分の行動パターンを分析してみると、検索のついでにブラウジングをして関係ない記事を読みふけって時間を使っているようだ。検索の起点は Google アプリなので、結局これを検索ツール兼ブラウザ兼ニュースリーダーとして使っているのが実態だともいえる。 Google ニュースアプリから気になるトピックについて Web 検索することはないので、使い勝手の違いによる差を「物足りなさ」という違和感で表現したのかもしれない。
とすると、 Google アプリの Discover を許可しつつ「スクリーンタイム」による使用時間制限を設け、おすすめコンテンツ閲覧だけでなく Web 検索きっかけのブラウジングも含めて広義の暇つぶし時間を減らすのでよいのかもしれない。