@kyanny's blog

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Duolingo

語学学習アプリの Duolingo を数年ぶりに再開して二ヶ月強経った。

ゲーム感覚で学べることが売りだが、今回はゲームそのものとして遊ぶことを目的の一つにした。語学の習得には重きを置かない。

選んだ言語は韓国語。仕事でもプライベートでも一切必要ないし、韓国の文化にも特に関心はないが、あの奇妙な形をしたハングル文字を、意味不明な記号ではなく、文字として認識できるようになったらどうなるだろう、と興味がわいた。

Duolingo 的には、どんどん新しいレッスンを進めていくことを推奨している節があるが、そんなのお構いなしにずっとユニット 1 ばかりやっていた。毎日の連続学習記録を途切れさせないことと、リーグを駆け上がっていくことがモチベーションだった。あとは、各レッスンのクラウンレベルを全て、最高位のレジェンドに仕上げた。結果、やることがなくなったので、思案した結果、ユニット 2 をアンロックして、もう少し続けることにした。

連続学習記録は途中で一日だけ忘れていて、実質的には途切れた。アイテムを使っていたので日数記録は続いているけど。リーグの方は、最上位のダイアモンドリーグに到達したらやる気が失せてしまった。ダイアモンドリーグで一位フィニッシュするともらえる特別な実績があるが、それをとるほどのやる気は今のところ、ない。

ハングル文字の読みを当てる問題ばかり毎日ずっとやっていて、多少の変化はあった。単語を知らないので韓国語を読んで理解することはできないが、韓国人芸能人の名前は少し読めるようになった。김はキムだな、とか、その程度だけど、意味不明な記号を意味のある文字と認識できるようになったのは嬉しい。

日本人向け韓国語コースのコンテンツの問題かもしれないが、 Duolingo だけではインプットもアウトプットも少なすぎて、実用レベルまで語学力を高められる気はしない。特に、文法を体系だって学ぶ機会がないのが弱点だと思う。シリアスな語学学習よりも、趣味で珍しい言語をかじってみるのがちょうどいい気がする。

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