journal.org、重い腰を上げてついにファイル分割した。
最近 Emacs に日本語書いてるとき IME の変換の遅さがひどくて、心の中で数えてみたら毎回 10 秒以上固まってるような感じで生産性を激しく落としていた。アクティビティモニタで眺めると Emacs と Japanse Input Method プロセスの CPU 利用率も頻繁に高くなる(70% 以上とか)。org ファイルの大きさが原因(一因)であって欲しいという一縷の望みをかけてファイル分割に踏み切った。
とりあえず年単位で分けることにした。org-refile
でスマートにやりたかったけどちょっと面倒そうなので、おとなしくサブツリーをカット & ペーストした。
C-c C-x C-w (org-cut-subtree)
-> C-c C-x C-y (org-paste-subtree)
八ヶ月前に 53,000 行だったのが、今は 92,000 行まで増えていた。
❯ wc -l *journal.org 17385 2021-journal.org 41700 2022-journal.org 32989 journal.org 92074 total
行数の増加ペースが増えているのは、問い合わせへの返信の下書きも journal.org の中に書くようにしたため。以前は返信の下書きは別リポジトリに返信分一つごとにファイル一つ・Pull Request 一つという単位で保存していたが、org-mode の #+begin_src markdown ... #+end_src
の中で C-c ' (org-edit-special)
すると markdown-mode の別バッファでブロックの中だけ編集できるので、そこで markdown プレビューとかしながら書いたほうが楽で手間も減る。原則として URL があるほうが嬉しいのだけど、完全に自分一人しか使わないリポジトリで PR 作ってもほとんど役に立たないので、いい加減無駄で余計な作業だと思って何ヶ月か前にやめたのだった。【解決済み】org-mode の code blocks 内に markdown リンクを書くと見出しが醜くなる - @kyanny's blog の顛末がこれを大いに後押しした。
日付の見出しは 139 + 108 + 228 = 475 日分。
❯ rg -c --pcre2 '^\*{3}(?!\*)' *journal.org journal.org:139 2021-journal.org:108 2022-journal.org:228
末端の見出しの数は 586 + 982 + 1427 = 2995 個。数ヶ月前に LogSeq を試したとき迷走して、すべてのテキストを見出しとして書いたりしてたので、よりゴミが増えてるかもしれない(5 レベル以上深い見出しは↓だとヒットしないので除外されてるはずだが)。
❯ rg -c --pcre2 '^\*{4} ' *journal.org 2021-journal.org:586 journal.org:982 2022-journal.org:1427
これで少しは快適になってくれると助かるのだが、もしこれでもダメだと(ファイルサイズの問題ではないとすると)困ったことになる。
2023-07-27 追記: 一日くらい経つが、見違えるほど快適。org-capture の見出し追加も IME 変換も一秒程度で、それでも普通に考えたら遅いんだけど、これまでのひどさと比べると天国。やってよかった。