@kyanny's blog

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Hello, Sledge!

10 分で作る Sledge アプリSledge ドキュメントをみてから二ヶ月弱、ようやく Sledge 環境を構築した。 apt で apache と mod_perl を入れた自宅 LAN 内のテストサーバに加えて、 coLinux 上でも apache と mod_perl を手動で コンパイルした環境の上で走らせている。コンパイル時のオプション指定で EVERYTHING=1 を抜かしてしまってエラーが出てしまったりしたけど、アドバイスをもらって再コンパイルしたら見事に成功。そこ以外は何一つ特別な手順は踏んでいない。

http://perl.apache.org から mod_perl 1.0: Version 1.29 - Oct 7, 2003 を、 http://www.apache.org/ からUnix Source: apache_1.3.34.tar.gz をそれぞれ落としてきて展開し、mod_perl 1.0 User Guide に書いてある通りに

% perl Makefile.PL APACHE_SRC=../apache_1.3.xx/src \
APACHE_PREFIX=/home/httpd DO_HTTPD=1 USE_APACI=1 EVERYTHING=1

とし、 make && make test && sudo make install した。最初は mod_perl を展開すると出てくる mod_perl-1.29/INSTALL.simple の通りにやったので、 EVERYTHING=1 が足りなかった。

Sledge のほうは Bundle::Sledge を先に入れておいて、 Sledge-1.11.tar.gz を展開し、普通にインストール。 Encode::compat のテストでコケたりしつつも、無視しても特に問題がなさそう & コケてるテストの修正方法なり回避方法なりがわからないので男らしく make install する。その後は展開されたファイルの中から Doc/Install.pod や Doc/Tutorial.pod を読みつつ、冒頭にあげた10分クッキングを見て、文書だけではよくわからなかった手順を真似て、テスト用のごくごく単純なプロジェクトを作っていく。 /etc/HelloWorld-conf.pl ファイルをちゃんと作ることと、 lib/HelloWorld/Config/_common.pm をコピーして lib/HelloWorld/Config/_production.pm ファイルを作る必要があるってところにちょっとつまづきかけた。

そしてそして、ついに念願の Hello, Sledge! メッセージと、お決まり?の タイムスタンプを見ることができた。 apache/mod_perl も含めて全部自前でコンパイルからやれた上でちゃんと動かせたのは嬉しい。リロードするたびに秒数が変わるだけの面白くもなんともない画面なのについつい連続でリロードしちゃったり。しばらくは自分専用のスゴイおもちゃとしていじりつつ、ちまちましたものをつくってみて、 Sledge にも、フレームワークを利用したプログラムの設計なり実装なりにも、ちょっとずつ慣れていきたいと思う。

# Sledge そのものの存在を知ってからだと、優に一年以上も経っているんだけどね・・・やっと「はじめの一歩」を踏み出せたよ・・・(遅すぎ