Leopard に mod_perl-1.30 と apache-1.3.41 をインストール - 刺身☆ブーメランのはてなダイアリーの続き。
なぜ /etc/modperl などが作られてしまうのかがわかった。
apache では各種ファイルがインストールされるパスのレイアウトを config.layout ファイルによって OS やディストリビューションごとにいくつか用意している。参考: エンタープライズ:リファレンス - Apache 1.3
ここで、デフォルトでは --with-layout=Apache 相当になると書いてあるが、実は configure のなかで $PLATFORM という変数に OS の種別を入れて、その値によって --with-layout の値を(このオプションが指定されていなければ)推測して変えている。
この $PLATFORM というのは、配布物の src/helpers/GuessOS というプログラムの結果をみており、これを実行すると Mac OSX Leopard (10.5.4) では
apache_1.3.41 kyanny$ pwd /Users/kyanny/tmp/apache_1.3.41 apache_1.3.41 kyanny$ src/helpers/GuessOS i386-apple-darwin9.4.0
となる。 -apple-dawrin の部分を configure がみて、 $PLATFORM の内容から --with-layout=Darwin を指定したのと同じことになる。
そして、 config.layout の
つまり、ごくごく普通にソースからインストールして /usr/local/modperl 以下に全部のファイルをまとめたい場合は、 --with-layout=Apache オプションを指定すればよい。
インストールする前にどこにインストールされるかを確かめたい場合は、 Makefile をみればよい。
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