たぶんおれの設定とか環境(入れてるアドオンなど)が良くないんだと思うけど、 Firemacs が Command キーの入力イベントを強くうばいすぎて、 Cmd+C でコピーとかができない(ふつうにブラウズしててページの本文をマウスで範囲選択したときとか)。うっかり押してしまってページの一番下までスクロールしてしまったりする。他のアプリケーションと Firefox だけ違うしさすがに困るので、試しに無効化してみた。
一番辛いだろうなと思っていたテキストエリアでの編集時のキーバインドが、どういうわけか「それなりに Emacs ライク」になっていて(デフォルトでそうなってるらしい?)、有り難い。 Ctrl + A/E/F/B あたりが使えれば万々歳。
あとはヘルプのキーボードショートカットを見て必要そうなものを覚え直す。英語キーボードなのでタブ関連のショートカットキーが押しやすい。
- 次のタブ Cmd + } (Command + Shift + ])
- 前のタブ Cmd + { (Command + Shift + [)
- ロケーションバーへ移動 Cmd + L
- 検索バーへ移動 Cmd + K
- 新しいタブを開く Cmd + T
- タブを閉じる Cmd + W
次のタブ/前のタブは Opera と同じだな。これに慣れておけば Opera でも違和感なく使えそう。
Firemacs の最大の美点だと俺が勝手に思っている、「本文エリアへフォーカス」に相当するキーボードショートカットがないのが残念。何かのタイミングにフォーカスがはずれてスペースバーとかが使えなくなったときにマウスカーソルをあわせてクリックするのは結構面倒だ。あと、二番目の美点だと思っている、ロケーションバーでアドレスの候補リストがでたとき Ctrl + N/P でリストの項目を選択できる、ってのもできなくなった。矢印キーは遠いし、小さい。
でも、今のところそれほど不便さを感じないで使えてるっぽい。いままでお世話になりました > Firemacs 。削除はせずに、バージョンアップには追随してちょくちょく試してみよう。