ようやく買って読んだ。年末年始で読もうと思っていたので、ざっと斜め読みしたところも多いけど読み終えられてよかった。
第一章、あと特に第四章がとても勉強になり、面白かった。 Linux における負荷の話は、ちょっと説明がもったいぶっているところが鼻についたけど、カーネルのソースレベルでの深い解説は説得力があった。
第二章はだいたい、普段からやっている、経験していることだった。第三章、 DRBD とかはよくわかんなかった。第五章は主に死活監視とかの話で、残念ながらウチでは別部署の仕事なので Nagios に詳しくなってもあまり使う機会もなさそうで、読むのに身が入らなかった。
LVS とか keepalived とか、一回触っておかないとダメそうだなと思うような技術のノウハウがいろいろ紹介されていて、勉強になる本だった。インフラというか、サーバファームって呼ぶのか、そういうシステム、系の作り方っていろんなやり方があるんだなと思った。
[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 安井真伸,横川和哉,ひろせまさあき,伊藤直也,田中慎司,勝見祐己
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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