最近ちょっと昔を懐かしむ機会があり、そんな気分になったのだが(どんなだ)、それはそれとして思うところがあった記事を読んだので、なんとなく感想を書いておく。
ASCII.jp:ライフレシピで人生をハッピーに、ロケットスタート和田CTO (1/3)|ネットに生きる現代の匠“CTO・エンジニア”に聞く
社会人になってから技術を学び身につけて、いまや CTO になったひとの話。 CTO かー、かっこいいわー、憧れるわー。片や自分は・・・。技術も知識も足りてない。10年後に仕事あるんだろうか。とか、落ち込むのはいつものことだからいいとして、そういう道を本当に目指したいのか?と考えると即答できない。目立ちたがり屋だと思うし人並みに出世もしたいしお金もそこそこには欲しいけど、会社経営に関わりたいとかマネジメントをしたいとはあまり思わない(できるできないは置いておく)結局おれは肩書き、というか「特別な存在」っぽい響きに憧れているだけなのかなー。でも憧れでいうなら肩書きとかは何の変哲もないけど能力と実績で認められているってほうが断然かっこいいと思うしそういう風になりたい。
cooboo(こーぼー)というサービスをリリースしました - VTuberになったプログラマーの魂の残滓
元 Y! のフロントエンドエンジニア、という経歴以上に、フリーになる以前から JavaScript のすごいひととして覚えていて、そういうひとだから JavaScript に限らずなんでもできるのだろうと勝手に思い込んでいたので、「何度も壁にぶちあたった」という告白には驚いた。でもそりゃそうだよね、時間は有限なんだし最初からなんでもできるひとはいない。そういえばおれが LD クリップの立ち上げに関わったとき、ひとつのシステムを最初からつくったのはあれが初めてのことで、それはもう無残なほどにぜんぜん出来てなくてリリース三日前くらいから池邉さんとにぽたんさんがガーッと手を入れて大半のできてないところをつくってもらってどうにかリリースできたのだった。 Nowa のときも似たようなものだったような・・・リリース初日に XSS でマリオ走らされたし。あれから何年かたって、こまごましたノウハウはそれなりに身につけてきたと思うけど、いちから何かをつくりはじめてちゃんと作りきる力はぜんぜんついていないし、まだまだなのに CTO がどうとかどの口が言うんだって感じだ。