OM-D Webcam Beta は Windows にしか対応していないが、 macOS でもソフトを組み合わせれば OM-D E-M1 Mark II を Web カメラ化できるという記事を読んで自分もやってみた。
E-M1 Mark II はバッテリーホルダーを装着しないと AC アダプターで給電できないので常用には向かないが、やはり MacBook シリーズ内蔵の FaceTime HD カメラとは格が違う写り。真正面ではないアングルも良い。卓上用のミニ三脚が欲しくなる。
必要なもの
- OM-D E-M1 Mark II
- OLYMPUS Capture に対応しているカメラならなんでも良い
- OLYMPUS Capture
- CamTwist
手順
OM-D E-M1 Mark II
OM-D E-M1 Mark II を USB-C ケーブルで MacBook に接続する。接続モードは「🖥️📷コントロール」を選ぶ。
OLYMPUS Capture
OLYMPUS Capture を起動する。接続方式は「USB 接続」を選ぶ。
保存設定ガイドでは「SD」を保存先に選ぶ(どうせ写真撮影はしないので、どれを選んでも構わない)。
ライブビューのウィンドウが表示されていない場合は、デスクトップ最上部のメニューから「表示」→「ライブビュー」を選んで表示する。
CamTwist
CamTwist を起動する。この設定が少々難しい。
- Step 1: Selec a video source で「Desktop+」を選ぶ。選択状態で下の「Select」を押すか、ダブルクリックする。
- Step 2: Select some effects は触れなくて良い。
- Step 3: Adjust settings も触れなくて良い。
- Settings: Screen で「Full Screen」ではなく「Confine to Application Window」にチェックを入れる。「Select from existing windows」のプルダウンニューから「OLYMPUS Capture(ライブビュー)を選ぶ。
- Step3: の中段にある「Save Setup」をクリックして設定を保存する。設定の名称はなんでも良い(俺は OLYMPUS Capture Live と入力した)。
Zoom
Zoom を起動し、「設定」→「ビデオ」→「カメラ」から「CamTwist(2VUY)」を選ぶ。映像が左右反転している場合は「マイビデオをミラーリングします」のチェックを外す。
Zoom ミーティングに参加中に画面左下のビデオアイコンの「^」マークをクリックして「カメラを選択」からも選択できる。
「CamTwist」でも同じ画面が表示されるが、「CamTwist(2VUY)」の方が画質が良いらしい。
なお Zoom 以外のビデオ会議システム(Google Meet や Skype)でも同様にカメラの切り替えが可能。