最近見かけてイラッとしたもの
- 出羽守
- 大袈裟な綺麗事をのたまう輩
最近に限らず見かけるとイラッとするもの
- 情報伝達についてダブルスタンダードな文句を言う輩
- 「○○なにもわからない」という言い訳を言い訳と自覚もせずに使う輩
情報伝達の件について、経験上、文句を言う輩は何をどうやっても結局何かしらに文句を言う。
情報の完全性を高めてから伝達すると、共有が遅いという。 完全性を犠牲にするかわりに伝達のタイミングを早めると、(しばしば、書いてあることをろくに読まずに)見当違いの疑問を表明したあげく、不完全な情報は混乱を招くという。
質問ではなく疑問なのがポイント。情報の発信者に対して建設的な質問ができる人は少なく、あくまで個人的な感想という体裁で疑問を呈するにとどまることが多い。議論しようという態度ではない。
彼らの要求は「過不足ない情報を早くよこせ」なのだが、両立が難しい要素を同時に求めていることに無自覚だ。それが腹立たしい。
挙げ句の果てに、高精度な情報が高頻度・低遅延で発信されるようになると、情報量が多すぎて把握できない、といいだす。
高精度・高頻度・低遅延を満たすには、生データに近い情報が自動化システムによって機械的に発信される仕組みが不可欠だが、そこには「編集者が介在できないので情報解釈の負担は受信者に委ねられる」というダウンサイドがある。それについても、彼らは全くの無自覚なのだ。
最近は身の回りでそういうのを見聞きすることも少なくなったので、数年前に比べればずいぶんと心の平穏を保てている。