Spotify Premium
去年の夏に一年分先払いしてた Spotify Premium が今年の夏に切れて、そのまま特に大きな不便を感じずに使っていたが、「いまなら三ヶ月 980 円!(四ヶ月目から通常料金)」というのをみて、まあそれなら……と流されてみた。
特定の曲を聴きたいニーズは YouTube Music で満たせるのだが、ラジオっぽい CM がたまに印象が強すぎて集中を削がれることがあり(最近だと俳優の滝藤賢一が出演している転職サイト Green のやつ)、それを回避する目的もある。
Apple Music
iPhone を新調したタイミングで「六ヶ月無料!」と打ち出してきて惹かれたけど(Spotify Premium ではなかったのもあり)、仕事用のラップトップは私物とは別の Apple ID を使っているので、仕事中にずっと iPhone で聴くのは通知音とか不便だからなあというのがネックになって思いとどまった。
iPhone や AirPods Pro との組み合わせは Apple Music が一番良いだろうから、使えるなら使いたいサービスではあるのだが。
YouTube Premium
主に奥さんが YouTube でいろいろ試聴するとき広告なしの恩恵を受けている、と思う。俺自身もたまに見る。数年前と比べて、動画視聴に慣れたと思う。これはずっとやめないだろう。
オマケでついてくる YouTube Music は、やはり Spotify に見劣りする。プレイリストの少なさと、デスクトップアプリがないことが大きな欠点。ブラウザで聴くと細かい操作をキーボードでしづらいし、音量の刻みが粗いうえに最小値の音量も大きめなので、ミーティング中に声を遮らない程度の音量で BGM を流すのに使えない。
Grammarly Premium
仕事で英文をそこそこ書くのに、仕事では Grammarly を使えないので、正直あまり活用できなくなっていて、毎週の利用統計メールに書いてある「継続利用◯週目!」というやつだけがモチベーションになりつつあり、止めどきを逸してずるずる使っていたら、更新日を忘れててきっちり一年分の料金が支払われてしまった……しかも、初年度はブラックフライデーで 55% オフだったのが、今年は正規の料金だったので高く感じる。
Grammarly への評価については、Quora で見かけたこのコメントには割と考えせられた。
英文メールで actually という単語を使うと、英文チェックソフトに「意味ないから消したら?」と指示されます。そんなに無駄でしょうか? - Quora
テストとして上の二つの文を英文チェック・ソフトにかけ、どの場合も「"actually"は消したら?」と云うのであれば、そのソフトは無教養な薄ら馬鹿ですからもう使うのはやめた方がいいと思います。
これを実際にやってみて、Grammarly はどちらも「消せ」と指摘したのだ。
もう払ってしまったものは仕方ないので、どうにかもう少し合法な利用機会を増やせないかと考えて、私物ラップトップの Chrome に拡張をインストールし直した。会社支給ラップトップを入手するまでの短期間、私物のほうで仕事してたので、Chrome 拡張をアンインストールしていたのだ。もう私物のほうで仕事に関係する URL にはアクセスしない(できない)ので、拡張をインストールしてあらゆるテキストエリアで有効化しても問題ない。それでもたいした量を書くことはないが、英語レッスンを受けた後、講師に英語でメッセージを送るので、そこで使える。
最近 iOS アプリが大幅にアップデートされて、デスクトップアプリと同期してアプリ内でドキュメントを書いて保存できるようになった。これまでのキーボード機能も健在で、着実に進化しているところをみると、良い製品だとは思うので、もっと使い倒せるといいのだが。
J Sports オンデマンド
自転車ロードレース中継を視聴するために必須。いまはオフシーズンだけど、だからといって月額課金を停止したりはしない。のだが、数ヶ月前に Super GT も観たくなって自転車番組のみのプランから全スポーツ見放題プランに変更した、のだが結局ろくに観てなくて、毎月数百円多く払ってしまっている。
年に二、三回、なんか暇なときにモータースポーツとか普段あまり観ないスポーツを観たくなることがあり、そういう番組をオンデマンドで映画レンタルみたいに個別に視聴できればいいのにと思う。J Sports オンデマンドはサブスクリプションサービスとしては設計が古く、契約中のプランを解約してからでないと別のプランを契約できず、月末締めなので月の途中で解約・再契約すると一ヶ月分無駄に払うことになるのでプランの乗り換えがしづらい。
Bizmates
オンライン英会話サービス。ある意味これもサブスクリプションではある。そろそろ始めてから五ヶ月になる。十分満足しているので、まだまだ継続予定。
InoReader
Reeder 5 の iCloud フィード同期とビルトインのクローラーで十分そうなので、ほぼバックエンドとしてのみ使っていた InoReader は更新しないと思う。RSS リーダーサービスにお金を落とさないのは業界の未来を考えると残念な結論だが、逆にスタンドアロンのアプリで十分通用する分野だったのだと考えることもできる。LDR 世代なのでホスティング型が正義と刷り込まれてる節はある。
Evernote
もうひたすら惰性だけど、ずるずる使っている。要不要を仕分けするのも面倒だけど、見ずに捨てるのは抵抗がある過去十年かそこらのテキストやら何やらを精神的人質に取られている感じ。皮肉なことに、デスクトップ環境では Skitch を、モバイル環境では Scannable を、それぞれそこそこ便利に使っている(どちらもかつてフィルリービン CEO 時代に手広くやりだしたときにリリースした周辺アプリで、現在は注力してないはず)。Skitch に至ってはログインすらせず、スタンドアロンの注釈・モザイクアプリとして使っている。
あとはなんといっても FastEver が素晴らしい。洗練の極みといっていい UI と UX は、思いついたことを最速で書き捨てたいことがままある俺のニーズに完璧に合致する。普段あまり App Store のレビューは書かないが、これは☆5 で大絶賛したほどだ。惜しむらくは、こいつのバックエンドがよりによって Evernote であること。ブログに下書き投稿するとか、類似サービスにバックエンドをすげ替えられたら最強無敵のテキスト入力アプリになると思う。
Hulu
ほぼ奥さんが「名探偵モンク」と「ナンバーズ」を見る用。おれはコナンとか割と好きだけど、奥さんはあまり好みではないよう。
はてなブログ
これもサブスクリプションではあるのを忘れてた。二年契約にしてるのでもはや定期的に金を払ってる感覚がない。先日公開された 10 周年記念サイトには残念ながらこのブログも記事も、箸にも棒にもかからなかったけど、独自ドメインを使っていることもあり、はてながつぶれるまでやめないと思う。
つらつらと思いつくままに書いたら長くなった。他にもあるかもしれないけど、思い付いたのはこのくらい。