ミスターヒップホップと。冒頭で前回のレッスンキャンセルを謝ろうかと思ったがすぐにスモールトークに入って逃した。今日はどうだった?天気が良くてよかったよ、奥さんと散歩して、新しいスイーツショップで買い物して、帰り道に小さな酒屋を見つけて、そこでドイツのスパークリングワインだけど甘口じゃないというのを買ったよ。明日の夜に自転車レースの大きなイベントがあるので、奥さんはそれを楽しみに買ったんだ。などなど。
ほぼ三週間ぶりの E-mail Writing の続き。Try の四つめから再開。ネガティブな表現をポジティブに書き換えよ、というお題で、一文ずつくらい事前に準備しておいたのをチャットに貼って添削を受ける、という感じなのだが、ミスターヒップホップは割と厳しいというか簡単には OK をくれなくなってきて、「もし俺がそれを読んだら傷つくぜ」とか、辛口フィードバックをたくさん。曰く、お前の英語はすでに十分良いから、俺はもっとプッシュしたいんだ、と。望むところなのだ。
今回もとてもためになった。
- Can you come to the event or not?
- It would be nice if you can come to the event. はどう?と出してみたが、「これはお前の『来てくれると嬉しい』という願望で、知りたいのは相手がこれるかどうかだろ?自分の希望を言うのと相手に質問をするのは違う」とダメ出し。
- 彼の正解は I was wondering if you would be able to make it to the event tomorrow? / be able to ~ ? で yes or no の質問文にし、I was wondering を頭につけることでソフトな表現にしている。
- Why didn’t you send me the file?
- I thought you would send me the file. はどう?と出してみた。なんで送らなかったの?と非難めいた言い方から、送ってくれると思ってましたが、と仄めかす言い方に。「これだとまだ結局、読み手がファイルを送ってないことを非難することに変わりない。何にフォーカスすべきかを考えろ。ファイルを送らなかった相手を非難することか?まだ手元にないファイルを送ってもらうことか?」
- ↑の議論を受けて次に I have not received the file yet. Could you please send me the file this afternoon? 的なのを書いてみたら、「良くなったけど、I have not received the file yet. はまだ相手が送ってないことに言及している。それは不要だ」と。後半の文、最初は ~ by next Monday? とか、いつでもいいんだけど期限(deadline)を明示するのはどうか、と書いてたらそれは良いと。
- 最終的に Could you please send me the file this afternoon? と書くのが正解で、「あたかも new request であるかのように、用件(ファイルを送ってくれ)だけ書けば十分だ」とのこと。
- I won’t attend the meeting.
- これは will = 強い意志、なので、「死んでも行かねー」的な強い否定になるのだろうな、というのはわかっていた
- I am afraid but I would not attend the meeting. はどう?と書いてみた。「これは悪くない、ただこれを読んだ相手の次の質問はなんだと思う?」いつなら参加できますか、とかかなあ?と考えていたら「この文に欠けてるものは何だ?」あ!欠席の理由か!「そうだ」
- で、正解は I am afraid that I would not be able to attend the meeting, due to a family emergency that requires my full attention. due to ~ 以下はなんでもいい、今回はたまたま俺が「たとえば家庭の緊急の用事とか」と言ったのでその通りに書いてくれたまで。「これだと、『もし家庭の事情がなければ参加したのですが』という意味も暗に含む事になる、ので良い」と。
- I don’t know the answer.
- これは I don't know は「知ったこっちゃねーよ」みたいな突き放した意味になるから I'm not sure で言い換えるといいんだよね?と思って I am not sure the answer. というのを用意してたが、これまでのレッスン内容から、おそらくこれでは NG を食らうだろうなあと思いつつ、とりあえず出してみたら案の定「どっちも知らないことに変わりなく、ネガティブだ。顧客に会いに行って何か聞かれて、知りませんって言えるか?」not sure だと自信なさげに聞こえるからそこが NG と言われるかと思ったら、それとは違った。
- 残りレッスン時間がもう 0 になってて、それでもここまで終わらそうと続けてくれてるのがわかったので焦りつつ、あ!と急に閃いたのが I don’t have the answer right now, I will check with my team and will call you later. みたいなやつで、確か Bizmates Program の何かのレッスンでまさにミスターヒップホップとやったときにこういう例文を教えてもらった気がする、と思い出して言ってみたら「そう!その回答は完璧だ。『今は回答を持ち合わせていないので、確認して折り返します』翻訳すると『知らない』だけど、ずっとプロフェッショナルで良い言い方だ」まあ確か彼自身から教わったフレーズだったはずなのだから満点をもらえて当然。
文化背景とかそういうの抜きに、純粋に英語表現の質の話として学びの深いレッスンだった。ミスターヒップホップありがとう。
次は Lesson 4 の Act から。進みが遅いけど頑張ろう。学んで練習して本番のビジネスシーンで良い英語メールを書けるようになることがゴールなのだから。明日はパリ〜ルーベがあるのでお休み、明後日はパリ〜ルーベの翌日なのでこの前の自転車狂の人を予約した。あの感じだとワンデーも観るクチだろう、モニュメントだし。
- She hasn't....
- positive scripting