@kyanny's blog

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ホワイトデーに想う/モテるためのマメさ

それぞれ関係ない話。まとまらないので走り書きで。

今日はホワイトデーです

ホワイトデーなので会社の女性陣からいただいたバレンタインのお返しに何か買わないとなあ、とぼんやり考えていたのが昨日のことで、今朝はそんなことすっかり忘れて急いでいたところ、地元の駅改札近くに銀座コージーコーナーの店員さんが売り子にきていた。真下に店舗があるのは知ってるが入ったことはない。

もう何年も前からたまーに、よくわからないタイミングで売り子にきてるのはみかけていて、そのたびに「売れてるところを見たことがない。無駄なんじゃないのか」と思っていたのだけど、今日自分が立ち止まって買ってみて、ああ彼女らがいる意味はあったんだ、と気づいた。

単純に売上額というか、数字の上でバカ売れするのかどうかはわからない。売り子の分だけ人を増やしたら人件費もかさむし、トータルでは赤字かもしれない。けど、赤字でもあれは正しいのかなと。マーケティングの話とかは不勉強なのでさっぱりわからんですが、機会損失とかそういうキーワードかなあ。 2000 円のチョコレート折り詰めを一個売るためにそれ以上のコストがかかっていたとしても、機会をちゃんと活かせたのだからいいのだというか。ああ、うまくいえない。もっと勉強しないとダメだ。 smashmedia の河野さんのブログとか読もう。

モテるためのマメさを実践するということ

先日、学生時代にお世話になった友人がご結婚され、そのお祝いに数人で集まってご飯を食べたときのこと、仕事で遅れてきた仲間の一人が、入ってくるなり紙袋から花束を出して、友人(女性)に手渡した。彼はクールな性質なので、花束贈呈を引っ張ることもなく、すぐに飯を食い始めた。それを見ていて、「すげー」と感心するばかりの、手ぶらで来た俺。二人はプリキュア!じゃなくて同い年。

彼は「こんなこと当然」という顔をしていて、しかし手ぶらで来た俺に何を言うでもなく、淡々と自分の仕事をこなしただけ、という風だった。「どこで買ったの?」と聞かれれば「来る途中に東京駅で」なんてさらっと答えてる。さも、たまたま花屋に通りすがったから買ってきた、とでもいいたげだ。恩着せがましいようなところが微塵も感じられない。

モテるためにはマメであれ、という指南は巷でよく見かける。非モテはそれを「マメってどういうことだ、毎日電話してメールしてとかか、じゃあ電話は一日何時間からが OK ラインなのか、メールは五分おきか十分おきか」なんて実現困難な方向に考えすぎてしまってウボァーとなるわけだけど、そういうちまちましたことじゃなくて、押さえるべきところを押さえることが大事なのかな、と思った。