やばい。一週間遅れになりつつある。
- 常務島耕作
- 最終回。いやほんと素晴らしい。前号あんだけ煽っておきながら普通に専務に昇格。あらゆる意味で理想的な会社人である島耕作が専務の椅子を蹴るわけがないのでお約束な展開なわけだが、ちゃんと約束を守るあたりさすがだと思う。政治家なんてつまらんですよ。二週後にすぐ専務島耕作が新連載というのも心強い。ラストのコマに主人公がいない、という愚痴を脇役がしゃべっていて、島耕作の中に天の声が響く図はちょっと珍しかった。天の声というのはホーリーランドにおける森先生のウンチク語りのようなもののことです。
- はるか17
- おおー突然面白くなった。芸能界を牛耳っていたファインプロに真正面から喧嘩どころか戦争をけしかけて勢力図を塗り替えつつある謎の新興プロダクション・ゲットオンの黒幕が、ファインのトップであり芸能界のドンであった松永の親父を裏切る時期を待っていたえーとあいつ誰だっけ、名前が出てこない、ナンバーツーの、今芸能界で最も恐れられている男っていう肩書きの、はるかの元マネージャーだったか、あー名前が出てこないけど、あいつが光る展開だった。たぶん今後としてはファイン帝国が崩壊してバカ息子はテンパってはるかを切ってしまい、社長の恨みでゲットオンには拾ってもらえず、ゲットオンを恐れて他の弱小プロダクションからもそでにされ途方にくれたはるかの前に福原社長と完全復活した長谷川なんたらいう一昔前のトップアイドルが現れて、また一緒にやっていこう!とかいって返り咲き、これか。この筋書きか。展開がわかっても読んでみたくはある。
- 僕の小規模ななんとか
- またガロの人の漫画。なんというかなんでこんなにダウナーなのか。ダウナーな漫画を書く彼がガロ方面で描いているらしいという情報で俺のガロ界隈に対する印象は非常に悪くなった。悪いというかダウナーなんだなという印象になった。名前からして弱いウルトラ怪獣みたいだ。ウルトラ怪獣ガロ。本当は心の優しいいいやつなのに怪獣としては弱いからバルタン星人とかにいじめられていつも悔しいおもいをしている。そんな心の闇に付け込む性悪なメフィスト星人にそそのかされて凶悪怪獣ガロガロゴンに変身してバルタン星人に仕返しをしたりするが、仲良く遊んでくれていたピグモンとかカネゴンとかにも恐れられてしまい友達をなくしてしまう。悲しみにくれて地球を壊しているとウルトラマン参上、お前の涙で尾山台小学校三年の広島雄一君の家が潰れてしまったんだぞ!と聞いてショックをうけ改心するも、一度変身してしまったからだは元にはもどらない。優しい心を取り戻したガロガロゴンは自分がみんなに迷惑をかけずにすむように宇宙の彼方へ送り届けて欲しいとウルトラマンに懇願する。星になったガロガロゴンを見た雄一君の目からこぼれ落ちた涙は道端に咲くたんぽぽの花を優しくぬらしてきらめいた。
Wikipedia で調べたらメフィスト星人なんてのはいなくてメフィラス星人が正しかった。というか宇宙昆虫ガロ星人っていうのがすでにいた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E6%80%AA%E7%8D%A3%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A6.E3.83.AB.E3.83.88.E3.83.A9.E3.83.9E.E3.83.B3