いま、会社のメールアカウントに届いたメールは、 fetchmail で POP サーバから落としてきて .fetchmailrc のなかで mda に procmail を指定し、 procmail で ~/Maildir へ配信している。なぜそうしているかというと、ウェブで検索するとみんなそうしているようだったから。読むときは dovecot でたてた IMAP サーバ localhost:143 に Mew なり Mail.app なり Mozilla Thuderbird なりの MUA から接続して読んでいる。これがやりたくて面倒な環境をこさえたわけなので、ここは何のために何をしているかいちおう自分で把握しているつもり。 SMTP サーバはふつうに会社のメールサーバを使っていて、 Postfix をたてたりはしていない。純粋なメールサーバとして使っているわけではないので、不要かなと思った。
こういう、いろんなソフトウェアが相互に関連しあって動作している環境は、「そういうもんだ」と思ってしまえばあまり気にならないのだけど、「もしかして、重複する機能をわざわざ別のソフトウェアを使って実現しているのではないか？」と気にし始めると心が落ち着かなくなってくる。今まさにそう。実は dovecot の設定を真面目にやれば（あるいは別の類似のソフトウェアを使えば）、それだけで全部の仕事が出来たりはしないのだろうか。
