P2P ネットワーク上を流れる *.txt ファイルの中身をアップロードし続けるブログだそうで、 LDR の注目フィードか何かにあがってきててたまたま目にはいったから購読してみた。
少し見てみた感じだと、「○×の裏技！」というタイトルでファイルの冒頭におばあちゃんの知恵袋的というか、伊東家の食卓的というか、そういう豆知識、 tips が書いてあって、それ以後にずらーっと宣伝が書いてある、というスタイルが多かった。
タイトルだけでお得情報を臭わせておいて中身は全部宣伝、というほうが効率はいいはずなのに（わざわざ裏技の本文を書いたり探してコピペしたりする手間が省ける）、なんでそうなっていないんだろう。タイトルだけで釣る時期もあった（そういう業者もいた）が、彼らのファイルは有益でないので好まれず、流通しなくなり淘汰されたんだろうか。妖精現実フェアリアルに書いてあった何かの記事を思い出すと、人気のある情報ほどたくさんコピーされて生き残るという説があったので、これは淘汰の末に安定した状態と見て良いのかもしれない。 P2P ネットワーク網が使われ出してから結構な時間が経っているわけだし。
妖精現実フェアリアルの別の記事に、ミームについての話題があった。情報それ自体が独立した存在である、とかそんな感じの。不思議に感じたし、とても魅了された。それに近い世界が、限定的ではあれ、もうある、ということなのかもしれない。
