二日くらい、会社帰りと休日を使ってたっぷり立ち読みしてきた。買ったもの、あとで買う(つもりの)もの、その他感想をメモ。
JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス
- 作者: Douglas Crockford,水野貴明
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/12/22
- メディア: 大型本
- 購入: 94人 クリック: 1,643回
- この商品を含むブログ (190件) を見る
あともう一つ、買うとき決めてになったのが「悪いパーツ、ひどいパーツ」という章で、 Javascript を書くうえでこの機能は悪い/ひどいから注意しろ、できれば一切避けろ、というのが書いてあって、なかなか辛辣なのだけどそういうベストプラクティスを学ぶのにはやっぱり本はまとまってていいなと。そんだけ手厳しく書かれるからには知らずにハマったら相当きっついのだろうし、どうせ実用書として読むのなら同じことでハマる無駄を省くためにこそ役立てるのが賢い読書だとも思ったので。あと薄いぶん安かったのも大きい。だんだんファンション感覚で読めもしない分厚い本を気軽に買えなくなってきたので(無駄金つかわずにすむし場所もとらないし気負わず読めるしいい傾向だ)
ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール
- 作者: Steve Souders,スティーブサウダーズ,武舎広幸,福地太郎,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 大型本
- 購入: 32人 クリック: 676回
- この商品を含むブログ (125件) を見る
「スケーラブルWebサイト」のほうは、何年か前に買ったものの結局ろくに読めてなくて未だに積んである。ちょっと捨てるにも捨てづらいというか、一応こういう業界でこういう仕事してるうえにわざわざ買ったんだから一通り目を通しておくべきだよねーとは思うものの、どうもあんまり面白くなくてページをめくっていかれない。ていうかたぶんこの本に書いてあるようなことはすでにある程度経験済みなんだと思うんだよな。「ソースコードをバージョン管理しましょう」とか、いまさら言われるまでもねーとか思っちゃってなかなか新鮮な気持ちで読めない。とはいえずっと置いとくわけにもいかあにので(本棚が小さくてもういろいろあふれてるからいずれ処分しなきゃならない)誰か欲しい人いたら差し上げようかしら。
キャパシティプランニング ― リソースを最大限に活かすサイト分析・予測・配置
- 作者: John Allspaw,佐藤直生,木下哲也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 9人 クリック: 61回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
あとオライリーの Rails の本もいくつか読んだけど、どれもあんまりピンとこなかった。まだ自分が Rails に、コーディングでも運用でも慣れていないからそう思うんだろうなと。もうちょっと経験積んだ頃に改めて読んでみたらまた印象違うでしょう、という感じがした。どれも「○×アプリケーションを作りながら学びましょう」っていうレベルの本ではないし。
それから「実用 Git」を git-svn の章だけ読んだんだけど、ちょっと本文読んで「ああ、入門 Git のほうが文章わかりやすいわ」という印象を受けた。全体通して読んでないので「実用」ならではの現場で役立つ内容が目白押し、なのかもしれないけど俺は買わなくていいかなぁ、と思った。「入門 Git」の感想も書きたいと思いつつ、なんか後半の中途半端なところまで読んでどこまでだったかわからなくなってしまったので、 Ruby やら Rails やら Javascript やらをきりのいいところまで読んだら改めて読み直そう。