二年くらい前から欲しかったが、ついに買った。色は家電?らしく白。運動不足でお腹が気になる猫の体重測定をまめにやるため、という名目。
猫を抱いて体重計に乗ると5.8キロほど体重が増えるのだが、ちゃんと?別人の体重と判定された。俺は元々体重の変動幅で本人か別人か判定するのだと思っていたけど、奥さんの意見は「足の裏の指紋とかで照合するのでは」というもので、しかしそうではなさそうだった。いったいどうやっているんだろう。体重差とか体格?で決定するとしたら、双子がいる家庭では役に立たなくなるんだろうか。
いざ使ってみると猫の体重測定には思ったほど便利ではなかった。いわば「容器」である俺自身の体重が1キロ程度変動するので、猫のプロフィールの体重変動をみても誤差がありすぎて役に立たない。同時刻の俺の体重を都度引かなくてはいけない。それなら体重を計ったときに引き算して記録するのとあまり手間が変わらない。
乗った人の測定データが体重計をセットアップした俺のアカウントに自動的に連携されるので、奥さんからは「体重を測るたびにあなたに知られるのは嫌」と不評を買った。アカウントを独立させれば見られずに済むよ、と招待メールを送ったが、忙しくてまだアカウントを作っていないようだ。
セットアップはスムーズだった。アプリとネットワークを介して連動とか、作ったりテストしたりするの大変だろうに、さすが家電?の品質はすごいなぁと感心した。体重測定が終わるまでにけっこう長い時間(10秒くらい?)乗り続けてないといけないのは最初よくわからなくて測定をミスったりしていた。あと、ハードウェアの質も安っぽさがなくて良い。
iOS アプリは Fitbit と比べてデザインがやや垢抜けてない印象。マテリアルデザインっぽいので好みだし、 Android アプリはさすがにいい感じ。測定データがタイムライン表示されるのは思ったよりもだいぶよかった。見ていて面白く感じる。タイムラインというものに慣れすぎているせいな気もする。ダッシュボードは Fitbit のほうが見た目がよいぶんだけ勝ってる印象。
Fitbit との連携は、ネットのブログ等では隠し機能かのごとく言及されているが、 Withings 側からは Web 版の「パートナー」メニューからあっさり Fitbit を探して連携ページにたどり着けた。 Fitbit 側からは確かに探せないようだが。サービス間のデータ連携のタイムラグもそこまで遅くなく、10分以内には同期されていそう。
当初の目的に対してはやや期待外れだったが、総じて満足している。実家の両親にプレゼントするのもありかもしれない(帰省したときにセットアップまで済ませておくのがよさそうだが)
なお、公式サイトからは複数のネットショッピングサイトへリンクしており、どこも値段なんて変わらんだろと思いつつも念のため Apple Store と Amazon を見比べてみたら、前者が定価なのに対して後者は 5000 円ほど安かった(日本正規代理店)
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