OLYMPUS のカメラと Wi-Fi で接続して写真の転送やカメラのリモートコントロールができる OI.Share というアプリが便利だ。
カメラ側で写真に「シェア予約」というマークをつけた状態で Wi-Fi 接続してアプリを起動すると、シェア予約した写真のみを対象にまとめてスマホに転送できる。アプリ内蔵の写真ビューアからカメラ内の写真を選んで転送することもできるが、写真を拡大表示するたびに読み込みが発生したりして使い勝手が悪い。シェア予約の機能を知るまではスマホへの転送がおっくうだったけど、シェア予約の使い方を覚えてからは毎日のように使うようになった。
カメラで撮影した写真に位置情報を付与できる機能もよい。スマホのアプリ側で GPS ログを記録しておき、カメラと Wi-Fi で接続したときに GPS ログをカメラ側に転送する。アプリを起動するとまず GPS 情報の転送を促されるので、シェア予約した写真の取り込みをしたいときは GPS 情報転送をキャンセルする一手間が発生するが、カメラで撮った写真も Google フォトで地名で検索できるのでとても便利だ。
アプリ本体をアップデートしていなくても、機能が少しずつ改善されているようだ。位置情報付与の機能は、二週間くらい前までは処理の進捗が見えなくて、枚数が多いとどれくらい時間がかかるかわからずやきもきすることが多かったが、先週くらいに少し改善された。 GPS ログは数日単位で一項目にまとめられるようで、ずっと GPS ログを取得させているとログリストにいくつかのログが時系列で並んで表示される。 GPS 情報を付与する際に、どのログ項目について処理中かが可視化されるようになった。さらに、先ほど使ったときは、処理完了後に GPS 情報が付与された写真の枚数が表示されるようになった。アプリそのものをアップデートしなくても中身がアップデートされているということは、 React Native + CodePush みたいなテクノロジーを利用して開発しているのだろうか。