自衛隊のメンタル教官の人の本。この著者でこのタイトルなら、と思って買った。
「子供の頃のしつけとしては有用だった考え方や行動様式は、大人になってからは必ずしも有用ではなく、かえって自分を苦しめる場合もある(がんばる子供の心の強さ)」という話が印象に残った。疲労の三段階の話はこの本ではあまり多くは触れられていなかったけど出てはきた。
色々な「がんばり屋さん」の例に対しての対処法が書かれているわけだが、読みながら「でも、おれ、そんなに頑張ってないからなぁ…頑張ってないのに、ただ疲れてるだけじゃ、この本を読む資格は無いかもなぁ」と思ってしまい、あんまり気持ちが入らなかった。