偶然、独立起業に関連する記事を立て続けに読んだ。
個人メディアを10億円で売却したmotoさんの「人生を変えた衝撃の一言」とは?|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。
こういうのをみると、やはりちょっとは感化されてしまう。
一つ目の記事に書いてある、
会社におけるお金の流れや仕組みがわかるようになったし、「事業を大きくするために何をすべきか?」をリアルに考えるようになったことで視野や人のつながりが広がりました。
ものの見方や考え方、価値観が変わる、というのは、金儲けとか名声とかよりも惹かれる。
散々愚痴ってきたのであまり認めたくはないが、二、三年マネージャーや管理職をやったときに学んだことは多かった。価値観が変わる、というほどではなかったけど、視野はかなり広がったと思うし、視点も増えたと思う。成長した。それはいまも様々な形で活きている。
とはいえ、起業のアイデアなんて全くないし、ツテもない。かといって、副業したいというわけでもない。クラウドソーシングであれ、業務委託で開発の手伝いとかであれ*1、末端の、誰でもできる人月勝負な作業をして小遣いを稼ぐことには興味がない。
なんとはなしに検索してみたら、起業したい人と、良さそうな話があれば参加したい人をつなぐマッチングサイトがあった。そりゃあるよな、という。
要するに、「バンドメンバー募集!当方ボーカル、本気でプロを目指す人のみ」の起業版という感じ。
冷やかしで流し読みしてみた感想は、「やりたいことが明確な人が、自分に足りないパートナーを探す場合に使うといいのかもね」。やりたいことを自分でわかってない人間がいるべき場所ではない(お呼びでない、というよりは、どうしようもないのにひっかかって痛い目を見るリスクが高そう)。
ではあえて言えば自分は何がやりたいんだろう?と考えると、「もし自分のスキルや知識、経験が役立つ場所や機会があり、貢献したいと思えて、諸条件もマッチするなら、誰か・何かの手助けをしたい」という感じなのかな、と思った。月並みだけど、「自分の得意なことで世の中の役に立ちたい」ってことかな。
望ましいのは、信用のおける知人の紹介・仲介で、なんかいい感じにマッチングして、みたいなのだけど、まぁ、無いな。そもそも人脈が乏しいので。
*1:NG ワード: 技術顧問(これまで散々軽蔑してきた手前)