最近少しストレスを感じている。一ヶ月半ぶりに会ったオンライン英会話の講師にも指摘されたくらいなので、顔や態度に出ているのだろう。
思い当たる原因は複数ある。
仕事。ホリデーシーズンでスタッフの層が薄くなっていることもあり、忙しい。解決に時間を要するタスクがあると、それに引きずられて途端に余裕がなくなる。調べ物や調査依頼のやり取りなどに時間がかかるし、頭の片隅にずっと残るので他のタスクに取り組む際も集中力を削がれる。
大きな悩みの種になっているタスクは三つあり、
- ある機能が出力するデータが矛盾している。特定のお客さんからしか報告がないが、その環境ではずっと発生している。矛盾しているように見えるデータそのものは何度も発生するが、原因不明。担当の開発者に何度も問い合わせていて、その度に追加の関連データを要求されるが、お客さんから追加データをもらうとなんのかんのとデータの不備や不足を指摘されて一向に解決の兆しが見えない。かれこれ三ヶ月以上そんなことが続いている。テキストのやり取りでも、俺からの再三にわたる調査依頼にうんざりしてる様子がうかがえるが、立場上お客さんに「僕もあなたもうちの開発者もみんなうんざりしてるので、ここらでこの話は終わりにしませんか」とも言えない。何度も手を煩わせてお客さんにも申し訳ないし、問い合わせるたびに冷たくあしらわれるのもつらい。逆の立場の事情もわかるのだが。
- ある機能を使うとエラーが発生するので機能が利用できない。ログからエラーが発生していることは確認できるが、これという前例を探し出せていない。さまざまな不具合の兆候を診断するプログラムがあり、診断結果に応じた対応方法もあらかじめ用意されているが、その対応方法を実施してもらっても状況が改善しない。こうなるとお手上げで、ひたすら知ってそうな同僚に聞くか、開発者に問い合わせるしかなく、上に書いたタスクの現状が脳裏に浮かんで暗澹たる気持ちになる。エラーが発生しているシステムコンポーネントが採用している技術スタックに不慣れなので自力で調査できないことも歯痒い。
- やや特殊な条件の環境で、ある機能から外部コマンドを呼び出して実行するとエラーが発生する。同条件に近い検証環境を作って考えられる解決策を編み出すも、お客さんの環境ではその対応方法は有効ではなかった。おそらくその外部コマンド自体が特殊な条件で動作しない制約がありそうで、その制約を回避する設定も用意されていそう、というところまで調査を進めはしたが、その外部コマンドも検証環境も不慣れな技術スタックなので何をするにも手間取る。そもそもこのタスクに取り掛かって初めてその外部コマンドの存在を知ったり、検証環境で「特殊な条件」を回避する設定のやり方を知ったりと初めてづくしで、当然それらの調べをつけるために方々を検索して色々なドキュメントを読み漁って一つずつうまくいくか試して、ということをやって、ようやく見えた一筋の光明が「まだエラーが再発する」の一言で消えたときの落胆は大きい。何よりも、その外部コマンドは自社製品の一部ではなく別のベンダーによるものなので、もはや何の技術サポートをしているのかわからなくなっている。
猫の健康状態。下の猫は数年前から泌尿器にトラブルを抱えていて、ここ二ヶ月ほど血尿が出ていた(今は見た目には治っている)。定期健康診断で腎臓に問題が見つかり、尿管結石が疑われた。大事をとって専門性の高い治療ができる病院を紹介してもらいあらためて検査をしたら、結石も腎臓の問題も認められない、という診断だった。状況が改善したなら良いことなのだけど、なんとなくすっきりしない。今後いつまた再発するかもわからないし、再発したタイミングで早期発見・対応できるかもわからない(もちろん血尿が出たらすぐ病院に連れて行くが、これまで何度も連れて行って結石など明らかな原因は見つかっていない)。
自分の健康状態。至って元気なのだが、秋に受けた健康診断の結果で中性脂肪の値が非常に高かった。妻がそれを大変気にして、以前から塩分量などにうるさかったのに、最近は昼の店屋物やスナック菓子やジュースなどについても一層口うるさくなった。俺の身体のことを思って言ってくれてることは重々承知しているのだが、当の本人は屁とも思っていないことで毎日のように小言を言われて辟易としている。二十年来のクローン病患者としては、たかが中性脂肪ごときで騒いでられるか、というのが正直なところだ。全然関係ないのは理解しているが、病人の悪い癖というやつだ。
こんなところだろうか。とりあえず書くことで頭の中を整理し、吐き出してストレス発散する試み。
先週末は予定が目白押しで寝だめできなかったこともあり、今日は疲れて夕食後にすっかり寝てしまった。四、五時間寝て多少疲れもとれた。