二回目の女性トレーナーと。前回レッスンの感想を書くのが遅延して時間が空いたせいであまりよく覚えてないとかでどんな人だったか印象も薄れてたが、会ってみて「ああ、こういう気だるげな感じだった」と思い出した。音声もノイズが乗ってて、途中でラップトップが不調になったとかで一時接続が切れたり、クオリティ低め。
「また会えたわね、どんな調子?」いい気分です、明日は通院日なので休暇をとっていて、だから僕の週末はもう始まったところなんです。とスモールトークもそこそこにレッスンへ。
Lesson 9 の Act から。二社出して、一つ目は Apple。働いたことはないので想像だけど、かつてスティーブ・ジョブズが率いていて、ティム・クックが後を継いだけど、とても良いリーダーとみなされているし、会社の業績も良いし、継続的に革新的で人気がある製品を出しているし、acceptance of leadership も company identification も高いんじゃないかな、と。話題で持ちきりの VisionPro の話も出してみたが、「そのニュース聞いたことないわ」という塩反応。
もう一社は逆のものがいいなと思って、思いついたのが iPhone の組み立てなどで知られる台湾の Foxconn。組み立ての下請けをしてる製造業だし、iPhone みたいな製品を発売前に在庫を作る関係上、とても厳しいルールや社風だと想像するから acceptance of leadership が高いとは思えないし、いくら iPhone を作ってると言っても assemble パーツを組み立ててるだけなので、company identification も低いんじゃないかな、もちろん Foxconn でも働いたことはないから想像だけどね。これが Apple に直接雇われて iPhone を作って(組み立てて)いるなら、従業員も「自分はあの iPhone を作って(組み立てて)いるんだ」と誇りに思うかもしれないけどね。
Lesson 10 にうつり、レビュー。これはレッスン前に PDF 教材に自社のポジション(とおれが思うもの)をプロットする予習を済ませられたので、画面共有で PDF を写しながら話した。
Process-oriented vs Goal-oriented は、アメリカの IT の会社だけども比較的 Process-oriented だと思う。もちろん数字目標はあるけど、何がなんでも達成必達というムードではない。どうやるか、を重視する傾向が見られる。
Internally-driven vs Externally-driven は、会社の成り立ちや提供してる製品の性質上、多数派であろう技術系職の従業員は Internally-driven だと思う、自分たちが良いと思う製品を作り、提供して、顧客を支えているので、それを誇りに思うしそういう仕事ができててハッピー。なので、内的動機づけに基づいている。でも、営業とか経理みたいな職種の人はまた違うのかなとも思う。なので、全員が Internally-driven とは言わないけど、全体の傾向としてはかなり Internally-driven だと思う。
Easy-going vs Strict は、これはもう extremely Easy-going です。めっちゃフレキシブルな職場環境で、大多数の従業員は完全リモートワークだし、そもそも CEO が数ヶ月前にコスト削減と柔軟な働き方のために(?だっけ?)全てのオフィスを閉じると発表したくらい。仕事時間も自分の裁量で決められて、もちろん一日八時間くらい働くことが期待されてるし、僕なら大体十時ごろから七時ごろまで働くけど、たとえば朝不調だったら上司や同僚に午前中休むと連絡して午後から働いてもいいし、猫を病院に連れて行く用事があるから昼休憩を長めに取りますというのもあり。自分の仕事をちゃんと果たしている限り、誰も文句を言わない。
ここで残り数十秒だったけど相手の反応の薄さなどもあって次へ進んでもなあという感じだったので、時間も少ないからここで止めましょう、続きは次のレッスンでやります、とまるで自分がトレーナー側かのように仕切って終えた。
Lesson 10 の Easy-going まで終わり、次は Local vs Professional から。