一月以来のミスター保護猫と。「やあ、オヒサシブリです。今日はどんな気分ですか?」いやー、bad day です。「それはお気の毒に、どうしたの?」先週末に新車を手に入れたんです、それはいいこと、だけど今朝運転中にフェンスに擦ってしまったんです。奇跡的にボディに傷は見当たらなくて、多分タイヤの周りのプラスチック製のバンパー(と彼は言ってたがあれなんて呼ぶんだろ)に当たったのかも。保護猫はとにかく詳しくしつこく質問するので、音は聞こえたのかとかぶつかった感触はあったのかとか、その後「僕の体験をシェアしよう、それで君が少しでも楽になれば」と、彼が新車を買った時にサイドブレーキを引きっぱなしで走ってタイヤから焦げた匂いがした話を聞いた。「どんな車?」これです、と写真を見せながら説明したら、どうもフィリピンではまだ XV という名前らしい。Crosstrek ではピンときてなかったが、「スバルの車はフロントのカーブが特徴的だからすぐわかったよ」フォレスターかい?いやもっと小さくて、でも SUV だよ、とか。あとは「もし万一傷がついてても、オフロードも行ける車だから、オフロードを走ってて傷ついちゃったんだと友達に言えばいいよハハハハハ」とか、今日は初めて彼が高笑いする様子を何度も見た。普段抑えた喋り方なぶん、高笑いは結構怖い感じがする。こちらも気が大きくなって、昔父親が他人のピカピカの RV 車を指して「オフロード用の車なのにあんなにピカピカじゃあ、オフロードを走ってないのが一目瞭然で、全然本来の用途に合ってないよな」と言ってたのがすごく印象的でまだ覚えてるんだ、という話などをした。ボディカラーも「ブルーか、メタリックグレーかい?」ええ、一応ブルーという名前だけど、メタリックですね。「僕が次にオフロード用の車を買うなら、黒か暗い黄色・オレンジにするよ。黒なら汚れがついてても問題ないし、ダークな黄色やオレンジだと汚れが見事にマッチするからね」「もし本当に傷があったら、追加コーティングをするか、デカールで誤魔化すのもいいよ」「カスタマイズはするの?」特に考えてないけど、車内の小物置きを充電タイプにしたいかも「これはあくまで僕の意見だから聞かなくていいけど、僕なら車のバッテリーでスマートフォンを充電はしないな、車のバッテリーの寿命を縮めるからね(そうか?)。するとしても緊急時だけだな。モバイルバッテリーを持ち歩く方が安く済むよ」とかなんとか、車の話して終わった。今日は他にも bad な出来事があってとても気分が沈んでいたけど、妙にハイテンションなミスター保護猫と喋って多少気持ちも上向きになったかな。彼の猫生活についての新情報は、「来月、木工細工用の道具を買うんだ。趣味と新しいビジネスのために、猫用のオリジナル家具を作って売るんだよ。インスピレーションはピンタレストから得るんだ」とのこと。それもうまくいくといいね。「フェンスに擦った」は I scratched it through a fence. という、with とか on じゃなくて through なんだ、とか、知りたくもない表現を知った。