長年に渡り愛用してきた二要素認証アプリの Authy から 1Password に移行した。
ずいぶん前から、二要素認証のリカバリーコードの保存先をどうすべきかへの回答に窮していて、結局 1Password に保存していた。これは実質 1Password が認証アプリを兼ねている状態で、ならばわざわざ他の認証アプリを使う意味はない、と常々思っていた。
リカバリーコードの保存先を変えるのが筋だとは思うが、紙やローカルのストレージは心許ないし、クラウドストレージはクラウドのアカウント自体のリカバリーコードをどこに置くかという問題がつきまとう。平文で置くのもどうかと思うし、かといって暗号化したらその鍵はどこに保存するか、と終わりがない。
結局、1Password アカウントに侵入される可能性が十分に低いことで担保すればよい、と割り切ることにした。
Authy はマルチデバイス対応なのが便利だった（昔はマルチデバイス対応の二要素認証アプリは他に無かった）。Twilio に買収されてもサービス内容を変えず無料のまま提供してくれたのも助かった。
数年越しの懸案事項を一つ片付けたので次はパスキーへの移行を進めていきたいところだが、パスキーについては腑に落ちていない部分があり、もう少し勉強して理解を深めてから。
