GNU Make 第3版 という本を本棚から引っ張り出してきて読んでいますが、あんまり良くない。ほとんどページも進んでない段階で突然「簡単な」 Makefile の例といって何やら出てくるけど(手元に本がなくて例を写せないのが残念)、それが分かりづらいというか、突然飛びすぎていてかなり戸惑います。
正直、 トリビアなmakefile入門 を一通り読むだけで十分だよなと思いました。だいたい、自分の作業を自動化するための Makefile ならウェブで調べられる程度の簡単な書式だけで十分で、 automake とかが作る複雑怪奇な Makefile なんて人間が読めるとも思えないし読み書きしないで済むようにそういうツールがあるってことに、これを買ったときには気づかなかったんだなぁ。一年以上前だろうけど、当時は Makefile を読めたりすることがかっこいいことなのだと感じていました。本格的っぽくて。
そうそう思い出した。 automake とか libtool とかの本を買って(これも似たような理由ですが、あと configure とかが何をするものでどこ由来なのかとかが知りたかったため)、それを読むには Makefile も分からないとダメだろうということで買ったんでした。でも今思えばいらなかったなぁ。他に読みたい本がたくさんあるので、気まぐれに読んでだいたいいいやと思ったら捨てよう。
- 作者: Robert Mecklenburg,矢吹道郎(監訳),菊池彰
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 大型本
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