http://fallabs.com/mikio/life/promenade.cgi?id=27 を読んで。感銘を受けた。
より正確に言えば、当初からOSSで食っていけるとは思っていなかったので、ライセンス販売は妻に任せて俺は就職できるように製品開発とビジネスモデルの模索をしていた半年であった。
うまくいえないけど、「そこまで考えて行動していたのか!」と心底驚いた。平林さんが mixi を退職し個人事業を営み始めたことをブログで知ったとき、おれは「オープンソースソフトウェアでどれくらい稼げるものかわからないけど、彼ほどのひとなら個人事業でも十分な収益があるのだろう」と思ったのを覚えている。そんな甘いものじゃないのだろうし、甘くないことを見越してちゃんと手を打っているわけだ、できるひとというのは。いやほんと、すごいです。 Fal Labs のページを初めてみたとき、なぜ平林さんではなく奥さんの名前が先なのか疑問に思ったが、これも意図された並び順だったのかな。愛情表現の一種なのかな、と思っていたけど(それはそれで素敵だと思う)
プログラミングErlangは14章を読んでいる。難しい、というか読み終わったあと自分で書ける気がしないけど面白い。ソケットを使うプログラムは Perl や Ruby でも Socket クラス/モジュールの利用例として見たり書いたりしたことはあるが、どうも苦手意識があった。特にソケットが読み書き両方に使われるあたりがピンとこなかったように記憶している。けれど不思議と Erlang のソースコードは読みやすく、わかりやすいと感じる。そういうものを書きやすい言語だからいい具合に抽象化された表現で書けるのだろうか。
今やっている仕事で PHP (Zend Framework) で作られたウェブアプリケーションをいじっていて、いろいろ戸惑うことが多い。 Rails で書いてあればなぁ・・・と思うことも少なくない(特にスケジュールがタイトなのでなおさら)が、いい意味で緊張感を持って取り組めている。しかし結構危ういバランスの上に成り立っている好調なのも自覚しているので、なんとかこのペースを乱さずにリリースまでこぎつけたい。