@kyanny's blog

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最近読んだもの

「笑われたこと、常に達成」 イチロー一問一答:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

「でも三打席足踏みしてますからね。これを『サッとやってる』感覚なら、僕はここ(会見場)にいないでしょう。もっと早くできていた。時間がかかりすぎです」

こういう姿勢が違いをうむんだろうなぁ。

Tech Lead vs IC (Individual Contributer、つまり部下無しプログラマね) - 南よ! 海の見える方!

同世代とかで転職した、みたいな話を聞くと、なんか毎回似たようなチーム開発の体制整えたりとかそういう事やってるみたいなのを何度も聞いていて、なんで同じ事をこう何回もやってるんだろう? リードはもう新しい技術の話とか出来なくなってきていて、プロダクトのデザインだとかもっと大きな日本のIT業界のあり方だとか、そんなそこらの非技術者のじいさんとかが偉そうに語ってる薄っぺらい話と同じような話しかしなくなってる

その通りだと思うし(Ref: 第二次CTOブームから技術顧問ブームへの流れについての考察 - @kyanny's blog)、肩書無しでリードですらない一兵卒の自分自身も新しい技術の話ができなくなってきていて身につまされる。

一方で、

一方でガチでデータ分析の現場でAWSで大規模データ扱いつつ最新の論文キャッチアップして分析屋と仕事を出来るエンジニアの方が、明らかに少ない気がする。
年収も需要を割と素直に反映していて、分析屋のICの方がもはや高いように見える。
勝負を分けるのもコアになる少数のICの実力の所であってチーム全体のアウトプットという感じじゃなくなってきている気がする。

ここは違う気がする。稀有なスキルなので高値がつく、というのはその通りなんだと思うが、そもそも需要も少ないと思う(特定分野のスペシャリストを雇う余力がある会社はまだまだ少ないしポジションも少ない。なんだかんだいって普通のWeb/モバイルアプリを書くプログラマへのニーズが高い)し、そういう普通のプログラマたちが作った普通の製品を普通の営業が売る、みたいなサイクルがちゃんと回り続けてるところが勝っている印象(ただしそれは営業力の勝負になってしまっていて、技術力で勝ち負けをどうこうできていない時点でそこで働くプログラマとしては落第点なんじゃないの?というのはあると思う)