初めての男性トレーナーと。落ち着いた物腰、口調の人だった。今日はどんな日でしたか?これが私たちの初めてのレッスンかな?よければ自己紹介をしませんか?から始まったが、猫飼ってるという話をしたら彼の家にもキャットタワーあるよ、猫飼ってるよ、からの話が、すごかった。
彼はビズメイツで働き始めてそろそろ丸5年になるベテラントレーナーで、以前は IT コンサルタントの仕事をしていたが、十分な蓄えができたし前の仕事では自分が幸せを感じなかったので辞めたと。人や動物を助けることが好きで生きがいで、なので毎週野良猫を保護して家のガレージで餌をやったり、病院へ連れて行って避妊手術をしたり、貰い手を探したりというボランティア活動を一人でやっている。費用は全て自腹、「私は決して裕福ではないが、それでもやっている。野良猫に一日三回餌をやり、飼い猫に一日五回餌をやり、私自身は一日一食しか食べない*1」なんというか、ものすごくストイックで超いい人で、一体何がそこまでさせるの?と聞くと、「私の人生には悲しい出来事がたくさんあった。(詳細は伏せる)なので、他の人や動物たちに私と同じ悲しい思いをさせたくない」と。「私にも物質的なゴールはある、オートバイが好きなので将来はカワサキのニンジャとかスーパースポーツバイクを買いたい、けどその先には人生で成し遂げたいゴールがある」「私が死ぬまでに、すべての野良猫を救いたい。すべての野良猫を救うのは無理だけど、それが私のライフゴール、生涯の目標、目的なんだ」「ビズメイツを続けている理由も、生徒さんのキャリアゴールを助けられるから。私の望みは、生徒さんも私も歳ととったある日、生徒さんが私のことを覚えていてくれたら、思い出してくれたら、それが私の望み」なんというか俺はキリストか何かと喋っているのか?と思うくらい、高潔で素晴らしい人格者という感じだった。こんな人これまで会ったことなかった。
今日は猫と人生の生きがいにまつわる彼の話を主に聞いて終わったが、あまりに素晴らしくて感動して、それをうまく伝える言葉に乏しいのがもどかしかった。一日15時間もレッスンをしてて、俺のコマが14時間目、そんなに働くのも「お金を貯めて、大きな車を手に入れて野良猫を保護センターに連れて行ったりできるようになりたいし、太陽発電パネルを買って電気代(高い)を払わずに済むようになればその分を野良猫の保護活動に使えるから」と。自宅は Alexa でスマートホーム化されていて「一人で暮らしてるからホームセキュリティを入れている、あと一日中座って仕事をしてるから喋ってエアコンとか操作できると便利なので」「私の IT のバックグラウンドがこれらのシステムを作るのに助けになった。必ずしも IT スキルを必要としないが」などとも言っていた。
喋りは落ち着いたトーンだが流暢で、こちらの言い間違いとか「それはこういう言い方もできるよ」というのを間髪入れずにチャットに書いてくる。間がなさすぎるというか完全にリアルタイム会話で言われる感じなので指摘が早すぎて若干戸惑ったが、話を遮るでもないし自然すぎるくらい自然で、これは相当慣れているし上手い人だと感じた。これはレッスンもぜひちゃんと受けたいトレーナーだ。
明日も連続でこのトレーナーを予約しようかとも思ったが、今週の予約空き枠を睨んでミスクールを予約した。この人は水曜日以降も一応まだ空き枠があるので(朝5時から休みなしでシフトに入っているので夜は7時半までで、夕方〜夜のレッスンは予約が難しそうではあるが、ミスクールは火曜しか空き枠がなく、最近そういう傾向が多い印象なので。ミス洗練も火曜夜だけ何枠か空いてて、土曜に受けたばかりなので今回はパスしたが、なかなかタイミングが難しい)
彼は久々のあだ名シリーズにふさわしいだろう。どうするか一日考えていたが、やはりこれしかない。命名「ミスター保護猫」。あだ名シリーズはミスターサーヴェロ以来か?
- My team and I had a lot on our plate..
- Spaying - to stop from making babies.
- Inspiring story
- In my 20's..
- Sova
- Nekoru & Nekoko
- Trim their nails.
*1:「朝はコーヒーを飲むと空腹感が紛れるので朝食はとらない、昼に重めの肉などを食べる、夜は早く寝ると空腹を感じる前に眠れるので夕食もとらずにすむ」とか言っていた