ミスター保護猫と。今日はどんな日ですか？えーと、悪くないです、今日は医者の予約があったので仕事は休みました、医者は午前中で終わったのだけど、いつもそうするんです、今夜このレッスンの後の予定は？うーん、特にないけど、ジムへ行くかもしれません、最近習慣にしようとしているんです、それは健康的ですね、あと、いくつか進捗が気がかりな仕事があるので、ひょっとしたら少し確認をするかも。
で、そんな雑談は三分くらいで終わったのだが、「何か質問はありますか？」と言われて、うーん質問って訳じゃないんだけど、あなたのことを妻に話したら彼女もとても感銘を受けて、あなたはまるでブッダかキリストのような聖人だ（というのがなかなか言えなくて意図を伝えるのに苦労した、用意してた話題じゃなかったので）と二人で話し合いました。からの、「それは私が宗教家 religionist のようだということかな？」いや、そういうんではなくて（そんな生半可なものじゃなく）、マジで神（とは言わなかったが）のようだというか、などという話からの、「あなたには何か信仰がありますか？」えーと厳密には technically ある種の仏教徒なんですけど、「technically というのは by law という意味？」いえ違います、えーとほら仏教ってたくさん枝分かれしてるじゃないですか（宗派が多いといいたかった）、僕の母と祖母がそのうちの一つの信者で、「SGI, So-ka Gakkai とか？」そうそれ！まさにそれです、で僕もまだ厳密にはその一員で、10年以上前にそのグループで活動をしていたこともあるのだけど、政治的な活動がどうしても進行と無関係に思えて無理だったんです。政治 politics/political が出てこなくて辞書を引いたが、えーと日本にはいくつか政党 political party があるんですけど、「知ってます、自民党とか？」そう、で公明党というのがあって「あー Ko-mei Tou 聞いたことあるよ！」SGI (in Japan) はその公明党を後援していて、なので SGI (in Japan) のメンバーは選挙の時期になると友達や、友達でなくても学校の同窓生とかに電話をかけて公明党の候補者 candidate への投票を呼びかけるんです、その活動がどうしてもね・・。などと話すと彼も似たような境遇（本来は生まれたときにクリスチャン（ローマンカトリック）だったけど今は特定の信仰を持っていない、しかし無神論者（神を嫌ってる）わけではなく、すべての宗教をリスペクトしてる）だと話してくれた。
その後は「個人や企業がおおやけに良い活動をパフォーマンスとしてすること」の是非という、これまた小難しい話になり、そういうのは Publicity Stunt と呼ぶんですよ、などとひとしきり話した。曰く、（どういう話の流れだったか忘れたが）フィリピンでは残念ながら宗教や信仰を政治に利用する人が少なくない、二ヶ月前に選挙があったが、その時多くの候補者が教会で神父に多額の寄付をして神父がうやうやしく礼をする様子をメディアがカメラにおさめていた、それを見て人々は「彼・彼女はとても良い人だ」と口々にいう、しかしだ、私はこんなことは言いたくないのだが正直に言おう、私はそれを見て unhappy だった、彼らはメディアが来てるから自分の宣伝のためにそれをやっているのであって、私自身の話をすれば、私は野良猫を救う活動をしているが、メディアのカメラが来るのを待ったりはしない、なぜなら野良猫や野良犬はお腹を空かせていて、メディアを待つ理由はないからだ、企業も同様で、たとえばマクドナルドは貧しい子供たちに無料で食事を与えたりするが、それはメディアがきてカメラを回しているからで、そうでない時も常にそうしているわけではない。日本ではどうなのかな？と聞かれたので、うーん日本ではあんまりそういうのは見聞きしないかも、控えめに上手くやってて Publicity Stunt であることに気づけてないだけかもしれないけど。でも日本人は、なんというか共通で単一の文化を持っていて、周りと違うことをしたり言ったりする人をうまく見抜くというか、普通ではない言動は目立つというか、なのでそういう活動は割とすぐにみんな気づくとは思います。「日本人はそのような活動を、良いものと見るのかな？悪いものと見るのかな？」悲しいかな、悪い活動とみられることが多いかなあ、なぜならほとんどの人や企業は普段からそういう活動をしてなくて、だからこそ目立つので、パフォーマンス・宣伝としてやってることがバレるから。などと、単語もフレーズもパッと出てこないし思いつかない言い換えもできない話題でだいぶ苦労したが色々話した。
最後はまた野良猫保護活動の話になり、「フィリピンにもユーチューバーがいて、野良猫を世話をしてる動画で収益を上げたりしている。私はそれは構わないと思う。だって野良猫は救われているのだし。大金持ちもたくさんいるが、残念ながら彼らは自分のことばかり考えて野良猫や野良犬を救おうとはしない。が、もしメディアが私の活動に注目してくれてどこかのお金持ちや企業が多額の資金を提供してくれたら、私はビズメイツの仕事を一月ばかり休んで、もらったお金ですべての野良猫を救う活動をするだろう。世の中には百万（と言ってたが実数ではなく「たくさんの」くらいの意味かな）の野良猫野良犬がいるが、私はこれまでに 20 匹の野良猫を救ったが、もし世界中の人々がそれぞれ 20 匹の野良猫を救ったら、世界中の野良猫は一ヶ月でゼロにできる。もうすぐ（九月）私の誕生日がくるが、私は自分の誕生日にしたいことが三つある。この話は前にもしたね、古い衣服を集めて野良犬や野良猫や貧しい人たちに提供する、料理を作ってそれも提供する、そして 500 枚ほどのポスターを刷って配るんだ、そのポスターには「猫の避妊手術をしましょう」とか「猫を捨てないで」と書く。そうして自分の誕生日を特別なものにしたいんだ。そうして世界をより良い場所にするために行動を起こせば、それが大きな違いを生むと信じている」君ならできるし、間違いなく大きな違いを生むと僕も信じてるよ、と言って「今日の会話もとても楽しかった。チャットボックスに書いたいくつかのフレーズをチェックしてみてね」とレッスン終わり。
奥さんにミスター保護猫の話をしたときは、失礼ながら「本物の聖人君主か、さもなくばドラマとかでありがちな『聖人君主のように見えて実際そういう言動だけど裏ではシリアルキラー』みたいなのか、そういう両極端のどちらかではないか」なんて不謹慎な想像を話したりしたものだったが、これは多分本物の超いい人、悟った人なのではという印象を深めた。Publicity Stunt に関する話などの口振りも、批判めいたことを言う時はちょっと辛そう・苦しそうな顔をして、とても丁寧に言葉を選んで言っているのが伝わってきて、本当にそういうことを言いたくない、敵対的な言動が苦手なのだろうと思った。口をついて出てくる言葉すべてから理知的で思慮深い人格が伝わってくるようだった。彼が新興宗教を開いたら入信してしまいそうな勢いだ。
彼はレッスン前に「何か質問は？」と聞いてくるタイプだとわかったので、そこでの回答如何でこのように Assist Lesson 行きになることもわかった。こういう話をしたり聞いたりするのもとても興味深いのでいいんだけど、同じ調子だとずっとレッスンを受けられなくなっちゃうので、次くらいは彼を傷つけない・悪印象を与えない程度にサラリと流してレッスン本題に入れる「質問」を考えて臨みたい。
明日のレッスンを予約しようと予約リストを開いたら今日の九時からミスんナンバーワンが一枠空いてたのでレッスンチケットを一枚買って Bizmates Program で予約した。ミスター保護猫とのレッスンでプログラムを進められなかったので。PayPal 決済でログインしたりしてる数十秒〜一分の間にも埋まるんじゃないかとヒヤヒヤしてたが、間に合った。
- You resemble the characteristics of a God..
- More than a decade ago.
- Atheist - A person who hates Gods.
- Agnostic - A person who doesn't believe in religion but respects all religion.
- Publicity Stunt.
- No one does that..
- Homogeneous - think the same way.
- They tend to look down on that activity..
- The global trend.
