今日は珍しい出来事があった。願わくば珍しいままであってほしい出来事。
私物のメールアドレス宛に見知らぬインド人を名乗る英語のメールが届いた。要約すると「ワタシのギットハブアカウントいきなり止められた、何もしてない、シゴト探しててギットハブアカウントも送ってるのにぜんぶ見れなくなった、チャンスうしないたくない、たすけて」みたいな感じ。どうやっておれにたどり着いたのかは謎だが、まあスタッフであることも個人メールアドレスも公開してるから一縷の望みをかけてメールしてきたというのは想像に難くない。
最初は当然スパムかフィッシングだと疑って、読むだけ読んで消すつもりだったけど、問い合わせチケットの番号が書き添えられていて、これは当てずっぽうで書けるものじゃないし、本文中にリンクは一つもないし、割と本気で困ってるのではと思い、諸々の用事が片付いた後でちょっと見てみることにした。予想通り問い合わせも来ていて、膨大な待ち行列の中に埋もれていた。返事が来ないので焦って別ルートを探したってことだろう。
こういう連絡、人によってはしょっちゅうきてるのかもしれないし(まあ見知らぬ人からじゃなくて知人からってパターンが多いだろうけど)原則として個別対応は良くないとはいえ、まあ事情はわかるので担当チームのチャットルームに「ちょっと見てあげてくれる?」と投げてみたところ、運よくすぐに拾ってくれて、いい感じに対応してくれた模様。恩着せがましくする気はないし、「こいつにメールしたら特別対応してくれた」と思われたり言いふらされても困るのでメールに返信はしないけど(インド人にとって良い結果になろうが悪い結果になろうが、どちらにせよおれ個人としては一切反応しないつもりだった)、ちょっとした人助けができたと思うとちょっと嬉しい。