クロストレック納車から一年、ついに目に見える傷がついた。
福島戦の夜に、スペイン料理ブランコという店に行った。近くのコインパーキングの一番端の位置に車を停めた。奥さんが助手席側のドアを開けるときにガードレールに当てた。コインパーキングは行列ができるラーメン屋のそばで、我々が入庫する直前までガードレールに人が寄りかかっていた。奥さん曰く、その人に気を取られて、ドアを開けるときガードレールの存在を忘れていた。ガードレールの高さも低くて、ドアを開けるとき見える位置ではなかった。右側にはミニバンが停まっていたので、停めるとき左に寄せ過ぎた気もする。そういう色々な要素が絡み合って起きたアクシデントだった。
ショックは受けたし、二、三日は不機嫌だったけど、よくよく考えれば最初の傷をつけたのが奥さんでよかった。自分でやったらもっと落ち込んだだろうし、他人にやられたら感情の持って行き場に困っただろう。そもそも、納車からまだ日が浅い去年の冬に、別の駐車場から出るときもっとひどく車の側面をフェンスで擦ってしまったことがあるので、実は初めてのことではない(そのときは一人で運転していた)。ただ、そのときははっきり擦る音が聞こえて絶望的に感じたものの、フェンスがラバー素材で覆われていたのと、高さ的にボディではなくてタイヤの周囲の樹脂パーツに当たったようで、目に見える傷はどこにも見当たらなかった。
傷*1は1センチくらいで、塗装が剥げて凹んでいるが、位置も低いのでほとんどの人は言われなければ気づかないだろう。気づいたら気づいたで話のタネになる、という考え方もあるが、この時点では金に糸目をつけず修理するつもりだった。ちょうどその翌週に12ヶ月点検を予約していたので修理の依頼もするつもりだったのだが、それはまた別の話として書く。
*1:英語では dent というらしい