1-2 で敗北。前半早々に先制したが、逆転負けを喫した。
開始 2 分の MF 西谷和希の先制点は、相手 DF に当たってシュートのコースが変わったおかげでもあり、ラッキーだった。しかしその後も相手ゴールを脅かし続け、得点の匂いは十二分に感じられた。しかし、ゴールポスト・ゴールバーと、相手 GK の素晴らしいセービングに阻まれた。
琉球は一貫して金沢 DF ラインの裏を狙ってきて、何度もスルーパスを通され、ヒヤヒヤするシーンも多かったが、こちらもポスト・バーに助けられたのと、GK 山ノ井がファインセーブでピンチを何度も救った。しかし、決定力で差がついた。
金沢は圧倒的に多いシュート数・枠内シュート数にも関わらずラッキー気味の一点しか取れず、琉球は相対的に少ないチャンスをしっかりものにした。
前節の宮崎戦と比べると、アグレッシブに攻め込んでゴールに迫るサッカーができていて、持ち味を発揮したが勝利には至らず、という点で、さらに深刻だといえるかもしれない。最下位に沈む琉球に逆転負け、というのも印象が悪い。
試合を観ていても、正直なにが悪いのかわからない。選手は一生懸命にプレーしていることが伝わってくる。やはり戦術・スタイルの問題なのか。けど、ダイナミックに動けている試合は、点が入らなくても観ていて面白いし、負けてもフラストレーションは溜まらない。スポーツ観戦としてみれば、お金と時間を費やして観るに(それなりに)値する、と思えるのだが。
これで直近 5 試合の成績は 4 敗 1 分となり、これを受けて週明けの火曜日(これを書いてる日の朝)に伊藤彰監督の解任が発表された。うーん、個人的には「今じゃない」という、やや納得感に欠ける人事だ。