先月受験した TOEIC の結果が出た。リスニング 340 点、リーディング 390 点で合計 730 点だった。
http://blog.kyanny.me/entry/2015/01/11/211304
一年前に受験したときのスコアは、リスニング 320 点、リーディング 400 点の合計 720 点だった。
http://blog.kyanny.me/entry/2014/01/12/230646
受験時の感触ではリスニングが悪くリーディングが良いと思ったのに、意外な結果が出た。冷静に考えてみると、この一年リスニングは音読パッケージで少し勉強したり仕事で少しは英会話をする機会もあったのでトレーニングできた反面、文法や単語の勉強はほぼやっていなかったので、正しく実力が反映された結果といえるのかもしれない。
なんにせよ一年で +10 点は正直なところ誤差みたいなもので、英語力は向上しなかった、と考えるのが妥当だろう。外資系企業で外国人と仕事を通じて英語でコミュニケーションをとっていれば英語力は自然とあがるはず、と無邪気に信じていた二年前の自分に言ってやりたい。「下手な英語を恥ずかしがることはなくなるし、コミュニケーションもそれなりにとれるようにはなるが、それは英語力が上達したからではなく度胸がついたからだ。要するにそういうシチュエーションに慣れたというだけのことで、その程度の英語力ではとてもじゃないが海外へ出て行くことはできないよ。」
次回はまだ申し込んでいないが、この調子だと三ヶ月後に受験してもまた誤差程度のスコアになることは目に見えているので、半年後にもう少し有意な差（できればプラスの）が出るようにしたい。
