何かをインプットできている、つまり何かを学習できている状態は、意欲があるということなので良い状態だといえる。
意欲が高まりインプットが増えるにつれて、自然とアウトプットの量も増える。これも良いことだ。
しかしアウトプットには何かしらの反応があり、これが良くない。それは可視化された他者から自分への関心・注目そのもので、強い依存性と中毒性がある。
知らず知らずのうちに、でもあっという間に、目的と結果が逆転する。学びたいことがあってインプットし、それを整理して記録するためにアウトプットしていたはずなのに、いつしか反応欲しさにアウトプットし始め、そのためのネタ探しのためにインプットするようになってしまう。
ニュースレターや本を読んだ感想をブログに書き始めたのもあくまで自分がやったことの記録を残し記憶を補完するためだったのに、いつの間にか反応を見越してさほど興味が無いことにも言及してしまったり、素直な感想を「盛って」しまっていた気がする。改めて自戒したい。