2018年度が終わった。仕事を中心に振り返る。
第一四半期
年度始めのメンテナンス作業でトラブルに見舞われたのを相当無茶をしてどうにかしのいだのもつかの間、重要な会議や海外出張の合間にプレゼン資料を作ったり別のメンテナンス作業のための開発をしたりしていた。人が辞めていったり不満があがってきたりするのに対処したり採用活動がうまくいくようにしたり。「現場」で手を動かすことを諦めきれずに仕事を抱えた結果、危ない橋を渡った。心身への負担も大きかった。
第二四半期
何をやっていたかあまりよく覚えていない。ヘッドハンティングに心血を注いだり、組織課題を解決するためにどうしたらいいか相談したりで人事マネージャーとのやりとりが増えた。採用活動の結果がようやく出だして人が増えてきた。それにつられたり他にも好材料があったりして組織の雰囲気が上向いてきた。前四半期の反省から、手を動かす仕事を諦め、マネジメントに徹することを前向きに受け入れようと努力したが、かえってストレスを抱え込むことになった。
第三四半期
初日からギランバレーで入院・休職し、仕事納め直前に発熱性好中球減少症でまた入院した。半分以上休んでいたが、短い復帰期間中に大小様々な人事のあれこれをやったりして、あるべき組織の形に近づけようとした。身体が弱いことを再認識し、もはやプレイングマネージャーは務まらないし細々したことを抱え込むのも無理だと察して重要な意思決定に注力しようとした。管理職が嫌であると公言するのを我慢することをやめた。
第四四半期
病み上がりだったり治療方針が模索中だったりで体調面の不安定さがあった。「資源配分」にまつわる仕事のために関係各所との調整に明け暮れた。前四半期に引き続き、人が増えたぶん組織として無理なく運営できるようにあれこれやった。一年を通じて上司と議論しつつ考えてきた技術的なロードマップを具体的に進めていくためのあれやこれやを考えたりした。ぼかさないと書けない微妙な事柄に加えて管理色を帯びた仕事も増えてきて、いよいよ「現場」で誰が何をやっているか追えなくなってしまった。
総じて、ひどい一年だった。それでもどうにか折り返し地点を通過した。そう思わないでどうしてやっていける。