ミスターヒップホップと。今日はどうだった?奥さんが先週から実家に帰ってたんだけど今日戻ってきたんだ、(いつもの彼らしく)一人暮らしはどうだった?普段は怒られるスナック菓子をたくさん食べたよ、仕事はどうだ?とても難しい技術的なタスクをやっていて、検証環境を作るのに苦労したよ。などなど。
Lesson 2 は problem finding だが、始まる前に「前に君とのレッスンで、Be a problem solver, not a problem finder. と言われたのを覚えてるよ!」と言った(語順が逆だったが)。そうだな、前に話した通り、問題を見つける「だけ」の人が多いが、上司に問題だけ報告して解決策を「知りません」なんて言ったらボスはお前を殺すぞ、もしくはクビになるね、ただそれにしてもまずは問題を見つけなければ解決策も思いつかないので problem finding のレッスンをしよう、というスムーズな流れ。
お前は問題を小さいうちから発見できるか?大きくなってから気づくか?という問いかけから、例として彼が挙げたのは「トイレの床がちょっと濡れてる」。これ多分お気に入りの例なのか、やたら細かいストーリーだった。床がちょっと濡れてる、半年後、もうちょっと濡れてる、三ヶ月後、ポタポタいう音が聞こえる、ようやく調べてパイプの小さな水漏れを見つけてテープで止める、またしばらくしてポタポタ音が速くなってる、テープも濡れてて外すと一気にブシャーと水が出た、慌てて業者(plumber)を呼ぼうとするも夜の 11 時、と。
Trigger question はなぜ大事か?という問いかけも。やはり Level 3 は質問もやや抽象的で簡単にイエスノーで答えづらいものになっているような気がする。自分なりに考えて、「人は先入観 preconception を持ちがちだし、慣れてしまって問題を問題と感じなくもなる、だから違う視点を持ち込むことで問題を再発見するために trigger question をするのだ」みたいなことを言ったら、don't assume だな、と一言。そう assume/assumption というワードが出なかったので先入観なんて難しい単語を(日本語で)思いついてレッスン中に辞書を引く羽目になった。彼のボスの格言がまた一つ、never assume. assumption もおれの仕事ではあるのだが、と前置きして、ASSUME は ASS U ME だからダメなんだ(you も me も ass)代わりに Ask 質問しろ、そして fact を集めろ、と。トイレの例でいうと、「床が濡れてるのは奥さんがトイレを使ったからだろう」が assume で、「最近トイレ使った?」と聞くのが Ask、答えが No なら「ではパイプから水漏れかもしれない」という別の見方ができる、と。
バンドエイド・ソリューションも良くない、という話もあり、トイレの配管にテープを貼るのはまさに文字通りそれだよな、と思ったので literally band aid solution と言ったら笑ってくれた。文字通り、がパッと出てこなくて一瞬言い淀んだけど、literally を思いついていいタイミングでうまいこと言えて満足。
Biz Tips #2 を説明してくれ、というので、recurring issues の方を「いずれ慣れちゃうものだけど、同じ問題が何度も起こるってことはどこかに問題があって効率が〜」みたいなことを残り時間が気になりつつ話した。それと絡めて「じゃあ業者にパイプを直してもらったとして、そこで終わりにするか?」「いや他の箇所もついでに確認してもらう」「そうだ!ちょっと料金は高くつくかもしれないが、一箇所壊れてたら他の箇所も壊れると考えるべきだよな。今点検して直せば、今後長い間トラブルに見舞われずに済む」とか、いい感じの話の流れで説明が続いた。
Try の 1 まで終わり。ここは自分が割と得意な自覚がある、繰り返し作業は問題(改善できる)の種である可能性が高い、という話をした。次は Try の 2 から。明日はミスクールを予約した。エッセイの感想、聞けるだろうか。
- Toilet > Wet (a little bit)
- band aid solution
- never assume
- ASS U ME
- Ask