@kyanny's blog

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参院選 2022

期日前投票に行ってきた。ちょうど空き時間ができて、外出する用事もあったので。

東京都選出の候補者は所属・支持政党やその基本的なスタンスなどから数名の主要・注目候補にしぼったあと政策アンケートの回答をみて主義主張が近しい若干名にしぼり、YouTube で政見放送もみた。

選挙のときはどの政党も候補者も基本的に(卑近な)未来の話ばかりして、過去の話は実績の披露しかしないけど、選挙は今後を託すためだけでなく、過去の言動や意思決定に対する評価でもあるべきだと思う。

参議院は解散がなく任期も長い。これは長期的な課題にじっくり取り組む人選をすべきだと解釈している。もともと自分にとって最大の論点は憲法改正の是非だったので、この部分で意見が最も近い候補者に投票した。

過去への評価という点では、自分にとって最大の評価ポイントは東京五輪開催の是非だった。今回はたまたま、二つの論点どちらも意見が同じ候補者がいたので、あまり悩まず選べた。その他の政策については、意見が一致しない点もあったが、100点満点とはいかないし、ある程度は妥協、割り切りが必要。それが間接民主制というものだろう。それに意思決定は重要度・優先度に基づいて行われるべきで、重要なイシューで合意できてるなら瑣末なイシューは気にしすぎないほうがいい。

比例はあまり調べられてなかったが、政党軸ではなく「これは」という主張の候補をみつけたのでその人に投票した。自分の価値観ではそこまで重要度の高いイシューではなかったけど、政党はほんとにろくなのがないし、そのどうしようもない政党に名を連ねてるなんの特徴もなさそうな何者かも知らない人を当選させるくらいなら、まだ自分の目に止まった人に投じてみたほうが意義があるように感じる。

選挙特番は今回も懲りずに太田をみるつもりだけど、池上さんも気になる。