@kyanny's blog

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Assist Lesson

ミスターヒップホップと。こんばんは!TGIF! と言ったら「あれ、今日は金曜日か、もう土曜日かと思ってた!今週はどうだった?」からの、結構大変でした、仕事で難しいタスクを抱えていて、お客さんとエンジニアの間を取り持っているんだけど例外でトラブルシュートのためのオンライン会議をできないか?とエンジニア側から持ちかけられていて、でもお客さんの契約プランではそれはできなくて、過去の経緯もあるからより慎重にならないといけなくて・・などなど細かいところまで 10 分以上話を聞いてもらった後で彼のターン、「going the extra mile って意味わかるか?これにちなんだ俺の経験について話そう。俺は今から illegal な話をするから心して聞くように」からの、彼が大手旅行代理店でカスタマーサービスとして働いてたときの話を聞かせてもらった。ロシア人の顧客が泣きながら電話してきて、ニュージャージーからニューヨーク JFK 空港に向かってる、明日までにどうしてもロシアに帰らなきゃいけない、クレジットカードの番号を教えるから間に合うフライトを予約してくれ、金はいくらかかっても構わない、あと 30 分で電波の届かないエリアに入るので電話はできない、と。彼の会社の規則では、顧客に価格を提示した上で口頭で許可を得た場合のみ従業員が代理で購入して良い、となっており、彼のリクエストを叶えることは規約違反になってしまう。上司に相談したら「顧客にとって良いと思うことをやれ。ただし私はこの話を聞かなかった」という反応。違反を知って許可したら上司の責任になってしまうため。ミスターヒップホップは違反と知りつつフライトを予約し、顧客に言われた通りメールで全ての情報を送った。数時間後彼に電話すると、また泣きながら「ありがとう、30 分後に出発だ。俺のカードで $200 ドル分好きなものを買ってくれ。チップだ」ミスターヒップホップはもちろん二度と彼のカードを使わなかったし、その後彼と話したこともないが、「彼は俺のことを忘れると思うか?」いや一生忘れないでしょう!「俺は何を得た?」going the extra mile とはどういうことかを経験から学んだ?「顧客の心からの感謝だ。値段はつけられない。Ken、お前も顧客のためになることをしろ。それが俺からのアドバイスだ」久々にまた彼からいい話を聞けた。レッスンは進まなかったけど、こういう話を聞ける方がよっぽど価値がある。

明日は適当に見つけた女性トレーナーを初めて予約してみた。土日のお気に入り講師陣のシフトが最近芳しくなく、新規開拓のために色々ブラウズしてたがいまいちで、ふと最近機能追加された講師の性格・特徴欄の文言でも検索できるのかやってみたらできなくて、その検索結果に出てきた人。

  • Going the extra mile. --> Doing something that is beyond the minimum expectation