Azure Static Web Apps も触ってみた。こちらはドキュメントでプロジェクト(アプリ?)の作り方を押さえて、ペライチの index.html (Hello World) をデプロイするだけ。
感想
- Azure のリソースグループ作るときにハイフンを含められた(前からそうだっけ?)
- Azure Web Apps だったか Virtual Machines だったか、何かのリソースを作るときはリソース名にハイフンを含められず、統一感がなくなるのでリソースグループ名もハイフンなしで作るのが習慣(というほど数こなしてないが)になってたが、勘違い?
- リソースグループ名が空のまま Azure Static Web Apps 名を入れてその名前が取得可能だと、それに応じてリソースグループ名も自動的に決定される!
- 考えることが一つ減るし、アプリと前方一致で同じ識別子が含まれるし、いいことづくめ(これも他のリソース作成する場合でもそうなるものなのか?)
- Azure Static Web Apps のリソース作成時に GitHub リポジトリと接続すると GitHub Actions でデプロイしてくれる。これは GitHub リポジトリ側に Static Web Apps へデプロイするワークフロー YAML ファイルが自動で追加・コミットされることで実現される
- Azure Web Apps のほうを試してるとき、クラシックと無印(モダン)の二種類のデプロイメント方式があり、無印のほうは GitHub Actions を使います、とマイクロソフトの YouTube 動画で解説されてたが、自分で試したときは無印で設定しても GitHub Actions ワークフローがリポジトリにインストールされなかったんだよな(しかし自動デプロイ自体は動いてて、Azure Portal のほうで進捗をリアルタイムに確認できた)。この差がよくわからん・・・
- GitHub Actions のほうが慣れているのとワークフロー YAML を読める分、何やっているかその気になれば調べられるのでブラックボックス感は若干低い
- Azure Static Web Apps はアプリ名と無関係のランダムなサブドメイン +
.azurestaticapps.net
という URL にデプロイされる- https://polite-moss-09e200e00.1.azurestaticapps.net/ みたいな感じ
- 考えることが減るのはいいことだが、アプリ名がデプロイ先 URL のドメインと関係ないからハイフン使えたっていう話?
総じて、悪くない体験だった。料金は、趣味・個人利用の場合は無料、カスタムドメインも無料、SSL も無料?これは試してみたい。その他、JavaScript フレームワークのデプロイのサポート状況とか、試せてない部分は色々あるので、おいおい。
総じて、意外にいいじゃん、という印象。Netlify とかも要は同じなんだろうけど、Jamstack 系ホスティングサービス(と勝手に呼んでいる)にはなんとなくモダンフロントエンドフレームワーク・ツールチェインと TypeScript への苦手意識・とっつきづらさが先行して、難しそうだなあという印象があった。なので、大体同じことが Azure Static Web Apps でも賄えるなら、これをおれの静的ウェブサイトデプロイ先ファーストチョイスとしてもいいかな、というくらい。