マージナルオペレーションのキャラクターと同じ名前の人、つまりミスマジオペと二回目のレッスン。今日も全力で cheerful な感じ。「また予約してくれて嬉しいわ、今日はどんな日だった?」いい気分です、花粉症の季節なんだけど今日は鼻の調子が良いので。花粉症の話から、体調悪いときは自分の判断で長めに休憩したり仕事を切り上げたりできるフレキシブルさが今の会社の文化だという話をしたり。
Lesson 9 のレビューから。リーダーシップ。このレッスンのとき話したのと同じ、リーダーシップのスキルとかリーダーとしての素質は性別は全く関係ないが、リーダーシップが効果的かどうかを考える上ではフォロワーの属性も考慮する必要がある。若い女性リーダーが年配の男性が多いチームを率いるような状況では、年配の男性の反応は厳しいものや懐疑的なものになるだろう。それは、自分より年上の男性上司ばかりだったとかの個人的な経験や、若いこと、女性であることなどへの偏見バイアスに基づいている。リーダーは素質と資格があるからなったのだし、みんないずれそれを理解して受け入れるだろうけど、最初はリーダーにとって難しい状況かもしれない。これが、大企業の役員だった年配の男性がリーダーになる、という話なら、きっともっとすんなり受け入れる人が多いだろう。そういうのはやっぱり起こりうるよね、と。
patriarchal = relating to or characteristic of a system of society or government controlled by men 男性上位の、という言葉を教えてもらった。
二つ目の質問、あなたが考える効果的なリーダーシップスタイルとは。以前勤めてた会社で 50 人の部署を任されていたとき、大事にしてたのは透明性。特に、言えないことの伝え方。人事に関わることとか、全員に共有できない情報というのはある。そういうのは、知らないと誤魔化したり、質問に答えないというのと、知ってるけど事情があって言えないのだというのでは、情報を伝えないという点では同じだけど、全然違う。そういうところをちゃんとやるように気をつけていた。「あなたのアプローチは discernment - judgment と言えるのかもね」みたいなことを言われた。
残り五分切ってたが Activity 2 へ。これはまたふわっとした質問で・・これまで学んだ観点に関連して、性別に起因するあなたの経験が職業人生に影響したことは?みたいな質問。時間も少なめだったし話しながら考える感じだったが、男性であることによって仕事上で不利益を感じたことはない。学生時代、運動が苦手だったので、自分は良い印象を持たれてない、人気者ではないという自覚があった。学生時代は運動ができる男子が人気者だったから。男性であることによる辛い経験ってのは、それくらいしかない。でもこれまでいた職場では、女性が男性と全く平等に扱われていたとは言わないけど、でも女性も相応の敬意を払われていたと思う。セクハラとかパワハラとか見聞きしたこともなかった。自分のこれまでの職場が良い環境ばかりで恵まれていただけかも。だから、この性差の話を考えるときに思い浮かぶことが二つあって、一つは「自分は性別によって何か不利益だったりした経験はないし、不公平が行われている現場を見聞きした経験もないなあ」、もう一つは「それは自分が男性であるがゆえにあらかじめ優遇されていて恩恵を受けているから、世の中にある不公平に気づいてないだけなのでは」という二つ。
ここまででレッスン終了、無事に Lesson 10 が終わって、次は Lesson 11 から。今回もこの人は早口でよくしゃべった。