@kyanny's blog

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Bizmates Program: Level 4 Rank D Lesson 4: Physicality

たしか予約リストを眺めてて適当にお気に入りに入れておいた女性トレーナーと初回。写真の印象よりも線が細くてメガネのせいもあって理知的な印象。声質が柔らかいが口調はややエッジが効いてる、という感じ。

最初は「こんにちは、今日はどんな調子ですか?」ちょっと眠いけど元気ですよ、あなたは?「とても良いです。暑いです」何度?27 だか 31 だか、30 度越えは暑いね、こちらは 5 度です。「初めてですかね?」ええ、そうですね「ではよければ自己紹介をしましょうか、それともレッスンに入りますか?」自己紹介しましょう、あなたからどうぞ「フィリピン在住です、英語講師歴がなんとか(聞き取れず)、多趣味なのですが最近はリサーチと政治関連の YouTube 動画を見るのにハマってます」おおぅ、なんかやべー感じだったらどうしようとビビりつつ、リサーチはどんなのを?と別の話題を開拓しようとしたら「政治関連の」そっちもかい!「(一般的に多くの人にとっては)退屈なテーマだとは思いますけどね」じゃあなんでそんなの追ってるんだよ・・深掘りせず自己紹介。定番の。「残念ながらあなたが住んでる地域のことは知らなかったです、日本の地名で知ってるのは東京、京都、沖縄。東京が一番有名ですよね?」ええ、次が京都でしょうね。この辺でお喋り切り上げ。

Lesson 4 の冒頭から。warm-up question 2 つくらい、現在の社会で肉体的な強さはどの程度重要か?とかそんな質問だったかなあ。レッスンの進みが早かったので最初の方の内容は忘れてしまった。words & phrases, see あたりはサクサクと。see については一言、Alex の奥さんの意見はとても興味深いね、僕が自分の奥さんに同じことを聞いたら(お腹がぷっくりしてて頭を乗せると安心するかい?)、間違いなく「No! トレーニングとダイエットして腹筋割りなさい」って言われると思うよ。「それが男性への期待値ですよね。私もそう思います」

サクッと Try へ進み、1, 3, 4 の順で。なんか 1 について話してる中で 2 は回答済みと判断したのかな。1, 昔は肉体的な強さは性差に影響を与えてたけど、テクノロジーがギャップを埋めた部分は大きいと思う。例えば昔の警察官は悪党(英語でうまく言えず)と対峙して制圧するために肉体的に強い男性の仕事だったが、今は警官は拳銃を持ってるから、引き金引くのはマッスルじゃなくてもできる。それに近いことを warm-up でも言ったな。現代の仕事はコンピューターを使う仕事が多くて、キーボードをタイプするのにマッスルである必要はない。3, 女性は男性との equality を手に入れるためにどのように肉体的な不利を克服してきたか?さっき言ったように、テクノロジー。テクノロジーは別に性差を埋めることを目的に作られたものばかりじゃないけど。あと、もちろん女性も体を鍛えたりして男性に負けないように、警官でも兵士でもトレーニングに耐えて、その仕事をこなす能力があることを示してきたからこそ、というのもある。4, どんな状況で肉体的な強さの差が問題になるか?些細な例だけど、高層階に住んでてエレベーターが故障して水のボトルを部屋まで運ばなきゃ、というとき、重い水を持って階段を上がるのにはマッスルな方が有利。「私の昼の仕事のオフィスでも、水のボトル交換は、私にもできるけど、とても重いし、男性にやってもらうことを期待しますね」

なんか兵士がとかの話の中で、「でも私は女性が兵士のエリートになることについては doubt があります、エリートっていうのは精鋭部隊とかのことで、男性兵士でも多くは脱落する厳しいトレーニングに女性が耐えられるとは思えない」とか言ってて、普通?こういう話題だと「女性にだってできる、性差は大きな問題ではない」という流れになるものなのに、と意外だった。政治関連のリサーチと YouTube が趣味というくらいだからてっきり超リベラルなタイプなのかと(見た目や話し方の印象からもそんな感じ)思ったので、そこの印象と言ってること・考え方が違うなというギャップ。

残り三分くらいだったけど Act へ進み。これは直前に Video Lesson で予習していて、すぐ済む感じの内容だと把握できてたので余裕を持って巻きで臨めた。挙げられてるほとんどの職業において、肉体的な強さは仕事のパフォーマンスに影響しない。会計士、医師、プログラマー、顧客サポート、デザイナー、CEO、などなど。警察官は、これまでに何度も話題にあげたよね、限定的で extreme な状況では肉体的により強い男性の方が有利な場合もあるだろうけど、銃もあるし大抵の場合はあまりパフォーマンスに影響しないと思う。サッカーのコーチは、これもコーチング自体は性別によってパフォーマンスに差はないけど、例えば女性コーチがサッカープレミアリーグのマンチェスターユナイテッドのコーチに就任したとして、おそらくほとんどの男性選手は女性コーチから教わった経験がないだろうから、最初は戸惑うと思うし、コーチも最初は苦労すると思う。でもこれは単に慣れてないからで、遅かれ早かれ選手たちは「彼女はとてもいいコーチだ」とアドバイスを聞くようになると思う。と。

ここでレッスン終了。次は Lesson 5 から。うーんこの人は評価が難しい。ちょっとつっけんどんでとっつきづらさのあるミス洗練、といった趣で、ミスクールとはちょっと違う、クールではあるんだけどもっとインテリな感じ。政治好きというあたりを掘り下げればやべーのか真面目なだけなのか判別できるかもだが、あまり踏み込みたい話題とは言えない。ミスクールの例もあるから、慣れて打ち解けてきたら化ける可能性はあるが、レッスン中のインストラクションも「you should read ...」とかお堅い感じで、やっぱり生真面目さんなのか、やべーゆえのアレなのか、まだなんともいえない。そしてこれまで受けてきた経験だとなんとなく、このタイプはあまり長続きせず辞めていく気もする。お気に入りリストに入れたのは数ヶ月前だと思うけど、昼の仕事と言ってたからビズメイツは副業なんだろうし、副業と割り切って細々と続けているのか、そろそろ辞めどきが近いのか・・自己紹介文も他のトレーナーの平均と比べて短い、簡潔すぎるのも、この仕事に熱心であるようには見られないんだよなあ。